190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第22話『愛のカタチ』
あいのりアジアンジャーニーも最後の国シンガポールで一旦幕をおろします。
そんなあいのり最後の恋が動き出します。
一目惚れに近い形でかにゃを気に入った社長。
スマートな会話やプレゼント。
かにゃに合わせたデートの演出といった、恋愛の基本を押さえた行動でアプローチをしてきました。
良くも悪くも「あいのりらしさ」がないことで、スタジオメンバーやスタッフから微妙な扱いを受けていた社長ですが、ここにきてスタジオの女性メンバーからの評価が一気に上昇!
女性は要領の良い完璧な男性にあこがれる一方、泥臭く努力を惜しまない、そんな男性に惹かれる気持ちもあります。
今回は社長を中心に女性に好かれる男性像についてお伝えしていきます!
かにゃのために汗水垂らして働く社長
かにゃのトムに対する言動を見て、すっかり自信をなくしてしまった社長。
「本当、自分に自信がなくなりました。本当、なんかもう骨ごと取られた感じです。
俺に脈ないのかなって、結構気づいた部分があって。
なんかそれが結構おっきくて…はは…なんていうんですかね。
僕、正直来る前、好きになったら速攻告白してやろうと思ってたんですよ…。
ははは…何を調子に乗っていたんだろうと今思います。」
と、合流直後の自信満々の社長とは別人かのように、謙虚な態度を示します。
これにスタジオの女性メンバーは「今の彼ステキ~」と高評価。
次期社長候補でお金持ち。
バイトでホストをやっていたことがあるおかげか、会話もデートもスマートな自信満々の社長より、自分の態度を反省している弱った社長の方が女性陣から受け入れられています。
しかし、そこは弱っても社長!
「かにゃにバラをプレゼントしよう。これが自分のラストチャンスだ。」
と、トムに勝つための計画を練り、即実行です。
ラブワゴンのドライバー、ザックさんに知り合いのお花屋さんを紹介してもらい、そこで働かせてもらえないかと頼みます。
社長に与えられたのは、花を植えるための畑を耕す手伝い。
「ほんとにこっちに来て、ほんと自分の心をぶつけて行くしかない、そんな環境でかにゃを喜ばせることができるのは、汗水流して自分の体をつかって働いて稼いで。
これしか今、自分ができることはなかったですね。」
と、語り、6時間、泥だらけになりながら畑を耕し、かにゃへプレゼントするためのバラを手に入れました。
ここでもスタジオの女性メンバーからは「こういう姿ステキ~」と、高評価を得ていました。
スマートな社長はどこに?告白にカンペを持参!
肉体労働でバラを手にした社長が向かった先はラブワゴン。
なんと、かにゃがトムに惹かれているのを知りつつ、かにゃへの告白を決意します。
高層ビルが立ち並ぶマリーナベイエリアにかにゃを呼び出した社長。
実は社長、今まではLINEで女性を呼び出し、酔った勢いでする告白しかしたことがなかったそう。
27年間生きてきた中で、今回がはじめてのシラフでの告白となるらしく、横には紙に書かれたカンペが。
どんな話をして、どんな風にチケットを渡し、どんな風に立ち去るのかまで計画した上で告白に臨みます。
かにゃ「やっほー!よくない?ここ超」
社長「でしょ?ここ座り」
かにゃ「めっちゃいい」
社長「俺もこの景色好きだからさ、かにゃも好きかなと思って」
かにゃ「うん、好き」
社長「本当?…(ゴクッ)ちょっと緊張してるわ」
かにゃ「あはははえへへ」
社長「緊張してるなんか。なんか緊張してる。なんでだろう。わかんないもう」
かにゃ「リラックス、リラックス」
いつもならスマートに会話を進める社長ですが、この日は、しどろもどろ。
告白の流れに持っていこうと、カンぺをチラ見しまくりますが、緊張からか中々言葉が出てきません。
社長「で、はい、ちょっと待ってな。俺もう、テン…テンパりすぎてさ」
と、面白い話もできないまま、時間だけが過ぎ、ついに日が暮れてしまいます。
これにはかにゃも飽きてしまったようで、ボーッと高層ビルの夜景を見つめていました。
カンペ通りに進まない告白に、意を決した社長は、用意してきたトークを全はしょり。
社長「ちょっと渡したいものが」
かにゃ「お!」
社長「いきなりだけど」
かにゃ「いきなりびっくりした」
社長「(バラの花束を渡す)」
かにゃ「わーお!マジ超嬉しい。えー、ありがと!重いね、何本?」
社長「赤のバラじゃん。赤のバラが21本入ってるんだけど。
赤いバラってやっぱ愛っていう意味で、21本っていう花言葉があって…あなたに一生尽くしますっていう。ははは」
かにゃ「恥ずかしいっ」
社長「俺がさ、元カノにあげた1000本のバラがあるんだけど。
これは21本しかないけど、全然重さが違って。」
かにゃ「うん。なんか泣けてくる、あはは、ありがとう」
社長「俺は、かにゃのことが本気で好き。
だから、一緒に日本帰って、幸せになっていただけませんか?
明日、返事待ってるわ。
じゃあ先帰るね」
かにゃ「うん」
と、今回の要ともいえる告白とバラの意味を伝え、その場を去っていく社長。
かにゃは一人で遠くを見つめていました。
スタジオからの評価は爆上げだが…
スマートさのカケラもなく、泥臭ささえ感じさせる今回の社長に、スタジオの女性陣からの評価は爆上げです。
しかし、運命の朝。
社長「俺はかにゃに一生かけて尽くすから、一緒に日本に帰って、俺のプリンセスになっていただけませんか?お願いします。」
かにゃ「えっと、わたしもまず、はじめに昨日、真剣にわたしのために気持ちを伝えてくれて本当にありがとうございます。
あんなに真剣に告白をされたことっていうのは本当人生で初めてだったので、すごい…嬉しくて…感動しました。
だけど、実は今わたしには気になる人ができて、その人を見ている最中で…だから、社長とは一緒に帰れません。ごめんなさい」
と、トムへの気持ちを理由に告白は断られてしまいました。
一視聴者としては、かにゃと社長はお似合いだと思いますし、貧乏の旅行の中で貧乏を受け入れず、どんな手を使ってでも最高のデートを演出したり、仕事をもらって欲しいものを手に入れるという頑張りは、トムの(現段階では)口だけの「お金で苦労させたくない」という発言より真実味があって良いと思うのですが、そう上手くいきません。
事実、かにゃは社長からバラを受け取りましたが、そのバラをどうやって手に入れたかは知らないと思いますし、社長が畑を耕す姿を見ていたわけでもありません。
あいのりに来て、やっと人間味のある姿が見えてきた社長なので、時間がもっとあれば違った結末になっていたかも知れないと思うとなんとも勿体ないです。
女性は自分のために一生懸命な男性に心を動かされる
かにゃには振り向いてもらえなかった社長ですが、スタジオの女性陣や、視聴者の心を動かしたことは事実です!
最初にもお伝えした通り、女性は要領の良い完璧な男性にあこがれる一方、泥臭く努力を惜しまない、そんな男性に惹かれる気持ちもあります。
特に、社長の場合は初登場時のインパクトや、やんちゃな過去がある分、泥臭さを見れたことで
「応援したい!」
「意外と良い男!」
と、評価が一気にあがりました。
スマートな男性は確かにモテます。
しかし、相手を喜ばせようという気持ちやズルをしないで正々堂々戦う男らしさが垣間見えるような男性も、同様に女性の心を動かします。
男性は「モテる男になりたい!」と思った時に、つい「スマートで女の扱いの上手い男になろう」としてしまいがちですが、女性が惹かれる男性というのは、多種多様です。
また、スマートな男性を本当にパーフェクトに演出できればカッコ良いこと間違いなしですが、一朝一夕で身につくような技術ではありません。
今回で一旦、あいのりアジアンジャーニーは終わりを迎えますが2018年の秋からNetflixとFODでシーズン2の配信が決定しています!
さまざまな男女の恋愛模様から、本当の意味での良い女、良い男になるためのヒントが散りばめられた番組です。
ぜひ、「異性からモテるようになりたい!」という人は、あいのりでいろんな男女の恋模様を覗いてみてくださいね!
「あいのり」をテレビで見逃した方はフジテレビの動画配信サービス(FOD)で見れます!