190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第20話「涙のラブワゴン」
ここ数話すれ違い状態が続くかすがとシャイボーイ。
この2人の恋がシャイボーイの多少強引な追いかけ方によりやっと動き出しました!
かすがとシャイボーイの感動的な恋愛模様をもとに言葉と心が裏腹な女心を見極めるポイントをお伝えしていきます。
かすがとの関係修復をはかるシャイボーイ
社長の短パンが原因で、気まずくなってしまった2人。
最初はかすがの方がシャイボーイと仲良くしようと頑張っていましたが、シャイボーイが反省をはじめたころには、かすがの方が心を閉ざしてしまっていました。
そんなかすがとどうにか関係を修復しようと模索するシャイボーイは、この日、なぜかケンカの原因となった社長の短パンを履いて登場。
自由時間に、1人で膝に顔をうずめて座っていたかすがの元に近寄ります。
しかし、
シャイボーイ「隣座ってもいいですか?」
かすが「うわっ!びっくりした!こわっ、変質者?」
シャイボーイ「失礼」
かすが「変質者?変質者ですよね。もうどっかいこう」
シャイボーイ「ちょっと待って」
かすが「なんか1人で考え事してたからさ」
と、かすがは明るく振る舞いつつもシャイボーイと距離を置きたがります。
しばらく沈黙を続けていた2人の間にまたしても雨。
場所を変え、シャイボーイが口を開きます。
シャイボーイ「変わるところは変わりたいと思ってる。みんなと過ごすときはみんなと一緒に話したいと思ってる」
かすが「うん、うん」
シャイボーイ「だからこの間わたしがちょっと言葉足らずだったなっていうのは、ずっと心に引っかかっていて。
かすがの顔とかが何考えてんのかわかんなかったからそれだけ今日言いたかった」
と、謝っているんだかどうか微妙な発言。
それに対してかすがは何もコメントせず
かすが「それよりも、まだ聞きたいことあるし」
と、いつもより強めの口調。
かすがが聞きたいと言ったのが、以前シャイボーイが今でも好きだと言っていた初恋の女性の話。
かすが「まだ好きな状態でさ、それであいのりの旅に来てそういうのはできるもんなん?」
シャイボーイ「好き…好きっていう…言い方…なん、うーん…本当に思い出の中でとても大切なんだ」
かすが「もう1回じゃあ違う形で伝えたら届くかもしれんよ?だって今でも好きだって言いきれる相手なんだもん。
このあいのりの旅に来てるから忘れようとしてるだけで、いろんな応援してくれる人がいるから前に進まなきゃっていうのでそういうちょっとした使命感みたいなそういうのでこう自分の気持ちを錯覚させてない?」
シャイボーイ「……錯覚は…させていない。なぜならその子には幸せであってほしいって願ってるから。
その幸せであってほしいと思ってるまぁ未来に自分がいようと思ってない」
かすが「幸せになって欲しいなって願うんやったら、自分が幸せにしてあげたらいいんじゃないの?大切な人やし。
好きって気持ちがまだあるなら。あるって言いきったんやから」
シャイボーイ「……」
かすがの正論かつ、女性特有の自分を選んで欲しいというような含みを持たせない言い方に、何も答えられなくなるシャイボーイ。
2人の間には長い沈黙が流れ、そのまま場面はラブワゴンへ。
お互いに見えない位置で2人は静かに涙を流します。
強引にかすがを追いかける
次の街についたラブワゴン。
7人はさっそく自由行動へと移ります。
ここでもシャイボーイは諦めずにかすがを誘います。
シャイボーイ「かすが行こう!」
かすが「今日は1人で考えごとしたいな~みたいな…また」
シャイボーイ「あれ?えっ!?」
社長「1人で考え事?」
かすが「そう、1人で」
シャイボーイ「イヤ!今日は一緒に行こう!」
かすが「イヤ、ちょっと今日は1人で考え事したいから。ごめんね」
そう言い残すと、かすがはどんどん一人で歩いていきます。
しかし、シャイボーイは諦めず、走ってかすがを追いかけ、かなり強引にかすがとの時間を作ろうとします。
シャイボーイ「ごめん、今日はダメだ」
かすが「イヤ、え?」
シャイボーイ「今日はダメ!」
かすが「う~ん…」
シャイボーイ「ごめん」
かすが「なんで今日はダメなん?ちょっとなんかいろいろ考えたいなと」
シャイボーイ「わたしもだ!じゃ、一緒に考えよ」
かすが「…なんかでも、なんかいると気使ってしまうやん。隣にいると」
シャイボーイ「うん」
かすが「それ申し訳ないなと思って」
シャイボーイ「大丈夫だ」
かすが「ほんま申し訳ないなと思って」
シャイボーイ「申し訳ないことなんてないんだ。ずっと旅一緒にしてきたんだから。どっち行く?」
かすが「う~ん…いやーでも…」
シャイボーイ「お願い!お願いだから!」
かすが「イヤでも…」
シャイボーイ「今日はダメ!どうしてもなんだ」
かすが「なんでそんなこと決めるん?うちのタイミングとかもあるやんか。
ちょっと今は1人になりたいなという気分の時にさ、こう来られるとそれを断るのにも気を使っちゃうし、なんかこう言い訳というとあれやけど断ることを言葉考えなあかんし…いったん一人にしてもらってもいい?」
シャイボーイ「わたしが一緒にいたいと思っててもダメか?邪魔しない。じゃ、ずっと黙っててもダメ?…そんな顔しないでくれ」
かすが「えー、ごめんね、なんかみんなの前ではさちょっとそういう顔できひんかったりするやん、やっぱり」
シャイボーイ「じゃあ、わたしの前ではどんな顔でもしてくれよ」
かすが「でも1人じゃないと考えられへんことってあるやん」
シャイボーイ「何を考えようとしているんですか?」
かすが「それはうちの問題やん」
シャイボーイ「それを聞きたいんだよ」
かすが「それはうちの問題やもん!」
シャイボーイ「かすがの問題を聞きたいの!今はかすがのことが心配なんだ」
かすがはシャイボーイの言葉には答えず、歩くスピードをあげます。
かすがのスピードについていこうとするシャイボーイですが、以前ビーチで転んで肉離れを起こした足が悲鳴を上げます。
シャイボーイ「ごめん、ちょっと…俺、早く歩けねーんだ」
かすが「じゃあ、先行っとくわ」
頑張ってかすがに追いつこうとするシャイボーイですが、痛みに負けそうになり、途中で座りこみかける場面も。
それでも諦めずに立ち上がり、かすがを追いかけるシャイボーイ。
かすがは半泣き状態になりながらも後ろを振り返らず歩いていきます。
しばらくそんな状態が続き、折れたのはかすが。
立ち止まり、シャイボーイを振り返ります。
かすが「ねえ、ホンマお願い…ねぇ、そんなついてこないで…暑いでしょ…。
目的もなくさ、今歩いてたけどさ、暑いやん、今日。
そんな無理しないで」
シャイボーイ「頼りになりたいんだ。放っておけない」
かすが「(静かに頬に涙が流れる)」
シャイボーイ「頼りになるって決めたんだ」
かすが「なんでそうやってついて来るの?うちはこんなに冷たくしてるのにさ、諦めたらいいやん。だって今、シャイの方が辛そうな顔してたよ」
シャイボーイ「全然つらくない。かすがのこと見えなくなる方がつらいわ。かすがこそ諦めてくれ、決めたんだ。昨日1人でいるとき。もう1人にしないって。ごめん」
かすが「うん。うーん…うーん…」
シャイボーイ「まだわたし怖い顔してるか?かすがに言われてからずっと考えてんだ。
で、たぶん大丈夫。わたしは変われる。
もしそのこと以外でわたしに変わってほしいことがあったら何でも言ってほしい。
絶対変われるから。
わたしは誰かの頼りになりたいと思っているんだ、ずっと。」
かすが「他にも困っている人いるよ。」
シャイボーイ「でも、今は他の人はどうでもいいや。かすがの近くにいたい。わたしはかすがと一緒にいたいんだ。」
かすが「(泣きながら頷く)…はい、わかった。とりあえずお腹すいたから…」
シャイボーイ「食べに行こうか!な!あははは!」
かすが「無理しなくていいよ」
シャイボーイ「イヤ、食べよう」
かすが「イヤ、気持ち悪いよ、そんな笑われると逆に」
シャイボーイ「あははは!」
最初はシャイボーイがついてくることを拒否していたかすがですが、最終的には仲直りができた2人。
今回のシャイボーイはびっくりするくらい強引でしたが、スタジオの女性メンバーからもこれは嬉しい!と好評でした。
女性の心と言葉は裏腹なことも
女心は複雑なので、モテ男子になりたい、しっかりと女性の気持ちを理解したい!という場合は、女性の心と言葉が裏腹なこともある、ということを知っておくことが大切です。
女性の心と言葉が裏腹な場面として一番多いのがケンカや言い合いをした後の
「ついてこないで!」
という発言や状態です。
基本的にはその場の空気を読むことが大事なので場数を踏むのが一番ですが、指標として、
- 相手の女性が自分のことを好きかどうか
- 相手が冷静な状態か
がポイントになります。
相手の女性が自分のことを好きかどうか
まず、相手の女性が自分のことを好きかどうかはとても大事です。
- 恋人同士
- 友達以上恋人未満
というような関係性の場合、「ついてこないで!」という発言の本心は「追いかけてきてほしい」である可能性が高まります。
結局、この「ついてこないで!」という言葉に含まれているのは
「こんなにわたしのことを怒らせたり悲しませたりして、本当にあなたはわたしのことを大切に思ってるの!?」
という感情表現であって「1人にして欲しい」ということではないんですね。
むしろ、1人にしないで欲しいというのが女心なのです。
追いかけてきて、「君のことが大切だから一人になんてできない」と言われたいのです。
逆に、相手の女性があなたのことを何とも思っていない状態や、つきまとわれて迷惑と思っているような状態なら、「ついてこないで!」という言葉は恐怖からくるものであり、本気でついてこないで欲しいと思っていることが大半です。
相手が冷静な状態かどうか
また、「ついてこないで!」という言葉を発した時の女性が冷静かどうかもポイントです。
- 怒っている状態だった場合は「本当は追いかけてきて欲しい」
- 冷静だった場合は「本当に1人にして欲しい」
という可能性が高いです。
「わたしのことなんてどうでもいいんでしょ!?ついてこないでよ!」
というような怒りに任せて「ついてこないで!」と言っている場合は、その場の勢いで言っている可能性が高く、頭が冷えてきたときに「さみしい…」となる女性が多いです。
逆に、冷静に
「本当についてこないで。今は本当に1人になりたいの」
と、言っている場合は、言葉通り本当についてこないでほしいという場合が多いです。
もちろん、その場の状況によって「ついてこないで!」が本心なのかどうかは変わってきますが、この2つを女心を見極める際のポイントとして覚えておくと大分安心できます。
ちなみに今回はシャイボーイの熱意にかすがが負けた形
ちなみに今回のかすがとシャイボーイの場合は、かすが自身は本当に1人にして欲しかったのだと思います。
ただ、かすがはシャイボーイに元々心惹かれていた上、すごく面倒見の良い女性なのでシャイボーイの熱意に負けて受け入れた形です。
本当にかすがの言葉と心が裏腹だったのは、最初の「初恋の女性の話」の時だったと思います。
この時に、かすがはかなりの正論でシャイボーイを問い詰めましたが、本当は「わたしの言う初恋の人に対する好きの気持ちは、かすがの考えているような気持ちではない」といった言葉と共に納得するような答えが欲しかったのでしょう。
なんにせよ、今回のあいのりアジアンジャーニー20話は、もう絶対に見るべき!と思うくらい泣ける良い回です!
何かコメントをするのは正直無粋なくらいの恋愛模様・青春です!
キュンとしたい人や、感動したい人はぜひ見てみてくださいね!
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