見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
7TH WEEK 『I ERASED HIM FROM MY WORLD』
前回、小室安未さんとアスレチックデートに出かけた新井雄大さん。
アスレチックデートそのものも不完全燃焼で終わってしまった上に、デート後に子供っぽい態度を取ってしまったことで、小室安未さんの興味対象から完全に外れてしまいました。
今回は、小室安未さんの興味対象外となってしまった新井雄大さんが今後一発逆転するためには今なにをすべきなのかについて解説していきます。
今の安未の気持ち
今回小室安未さんは、学校の友人と集まり、新井雄大さんとのデートについて話していました。
安未「帰ってからも空気やばくて。なんでスーパー行かなかったの?って聞いたら、「いや、気分」みたいな。
で、安未なんか悪いことした?みたいな言ったら「いやなんもしてないよ」って言われて。
もうそこで安未の中で…」
友達「シャットアウト」
安未「そう。いつもの」
友達「喋ってないの?それから」
安未「今日の朝、おはようございますって言われたけど、なんやねんって思って、(頷く仕草)ってやった」
友達「でも、別に怒ってるわけじゃないでしょ?安未は。普通に会話はするし…」
安未「いや、会話もいいや。」
友達「それ怒ってないの?」
安未「いや、いつもの安未の感じだよ。ムリって思っちゃったってこと。
よく言うよね、安未(笑)あの人ムリだったから安未の世界から消したのって」
何がそこまで安未の気に障ったのか
この会話からも分かる通り、小室安未さんが新井雄大さんを自分の世界から消そうと思ったのは、デート中の言動のせいではなく、新井雄大さんの「家に帰ってからの謎の不機嫌な態度のせい」です。
前回の小室安未さんと新井雄大さんのデートは成功か失敗かで言えば「失敗」です。
ですが、小室安未さんはデートそのものが微妙だったことに関しては怒っていません。
新井雄大さんのまるで拗ねた女性のような女々しい態度に愛想をつかしたのです。
楽しくもないデートに付き合ってあげたのに、最後の最後に家に帰ってから機嫌が悪くなる。
小室安未さんからしたら「機嫌が悪くなりたいのはこっちだわ」というレベルです。
不機嫌としか思えない態度を取っていたのに「安未がなんかした?」と聞いても「全然全然。本当にないよ」とうやむやにしようとする。
前回もお伝えした通り、この場で
「いや、ほんとごめん!嫉妬しました!だから安未のせいではない!俺が悪い!ほんとごめん!」
と、素直に謝罪でもできれば違ったのでしょうが、新井雄大さんはあくまでカッコいい自分を崩したくないタイプなのでしょう。
今回、中村貴之さんに「(買い出しに)2人で行きたかったんだ?」と言われても、「それは別にないです」と答えていましたし、岡本至恩さんに
「デートの後に別に自分の感情を出すのは悪くないけどさ。
なんか相手が気を遣うような態度とかはちょっと男らしくないんじゃないかな」
と言われた際には、
「いや、違う違う違う違う違う。それは違う、それは違う。」
と、頑なに自分の非を認めようとしませんでした。
以前、小室安未さんが新井雄大さんのことを「イキってる」と言っていたことから、小室安未さんからすると、カッコつけのくせに女々しい態度を取る新井雄大さんは、本当に男らしさのカケラもなく、魅力も感じない上、面倒くさいから「ムリ」なのでしょう。
今回の雄大の行動は見当はずれ!
そんなこんなで、一言も会話も交わさず、気まずい状態の新井雄大さんと、小室安未さん。
新井雄大さんは事態を軽く見ています。
新井雄大さんは中村貴之さんの「自分のやらなきゃいけないことをやって、自然にしているのが一番良い」という言葉を軽く流し、小室安未さんとの関係改善のために動き出そうとします。
中村貴之さんも一度は「辞めた方が良い」と止めますが、新井雄大さんのやりたいようにやらせることに。
プレイルームでテレビを見ている小室安未さんと治田みずきさんのところへ、2人で乗り込みます。
チョコを持ってきた中村貴之さんには、
みずき「あ、きた。何を持ってるのそれ?」
安未「あ、チョコだ」
と、普通に接しますが、小室安未さんは新井雄大さんの存在には一切触れませんし、チラ見すらしません。
画面からもピリピリとした雰囲気が感じられます。
そんな空気に耐えられなくなったのか、治田みずきさんは
「途中からすぎてわからんからお風呂に行く。わたしは逃げる」
と、プレイルームを出て行き、治田みずきさんが出て行ってから時間を置かずに小室安未さんも何も言わずにプレイルームを後にします。
貴之「…やっぱ失敗したな」
雄大「失敗した?」
貴之「来るべきじゃなかったな」
雄大「なるほど。ここに来れるぐらいのスタンスなんだなぁっていうのはアピールできましたかね?」
貴之「アピール?」
雄大「なんかここにも来れるような、俺のスタンスなんだなと。そんなすごい距離置きたいわけではないんだなと。それが伝われば良かったっすね。きっと感じとってくれたはず。」
貴之「まぁ…結果がこうだったってだけじゃない?それ以上でもそれ以下でもない。」
雄大「(静かに泣く)」
貴之「泣くなぁ~…おい~」
雄大「大丈夫、大丈夫」
雄大は自分のことばかり考えすぎている
行動が的外れで、事態を悪い方向に向かわせてしまっているのは、新井雄大さんが自分のことばかり考えているからです。
そもそも、新井雄大さんは自分を好いてくれているわけでもない小室安未さんに対して、期待をしすぎです。
「すごい距離を置きたいわけではないと、それが伝われば良かった」
と言っていますが距離を置きたいのは新井雄大さんではなく、小室安未さんなはずです。
新井雄大さんからすると、
デート後に新井雄大さんが不機嫌な態度をとる。
小室安未さんは「わたしと距離を置きたいのかも」と感じてしまい、気まずくなった。
と考えているのかもしれませんが、そんなわけありません。
そんな方向に話が転がるのは、それこそ小室安未さんが新井雄大さんに対して好意を抱いている場合だけです。
好きでもない相手にあんなわけのわからない態度を取られたら「は?ウザイ」と思うのが普通です。
新井雄大さんは何でもかんでも自分の都合の良いように解釈しすぎです。
恋愛では相手がどう思うかをしっかり考えて、正確に読み取らなくてはいけません。
新井雄大さんの場合は、いかに相手の気持ちを読み取れるようになるかが今後の課題だと思います。
ここから一発逆転を狙う方法
治田みずきさんと小室安未さんの会話から、小室安未さんが新井雄大さんに抱いている気持ちは「無」であることがわかりました。
話したくないという気持ちがあるわけでもなく、感情自体が特にないという状態です。
この状態から一発逆転を狙うのなら、
- 下手に謝らない
- 時間を置く
- 安未とは直接関係ないところで好感度を上げていく
ことです。
もう謝って済む状態は過ぎました。
ここで謝っても「今さらなに?」「いや、別に謝られる理由とかない」と言った感じになり、気まずさが増す可能性が高いです。
中村貴之さんも言っていましたが、今は下手に動かず自然に接することです。
小室安未さんとは必要以上に話そうとせず、必要なら普通に話す、ぐらいに留めます。
その状態で、小室安未さんとは直接関係ないところで好感度を上げていきます。
定期的に料理を振る舞うでもいいでしょう、アルバイトを頑張るでもいいでしょう、中村貴之さんの仕事を手伝うといったことでもいいかも知れません。
そういった細かいポイントで、すこーしずつ好感度を「無」から「普通」まで戻していくのです。
時間が経てば、今回のことも「昔のこと」になります。
テラスハウスという共同生活の中にいるので、必ずどこかしらで好感度を上げれるタイミングやポイントはあるはずです。
焦らず気長に待つしかありません。
こういう時は、下手な行動が事態の悪化を招きます。
もし、好きな女性から呆れられてしまい口も聞いてもらえない状態という場合や、今後そういう状況に陥ってしまった場合は、「焦らない」。
これを肝に銘じてくださいね。
待っていれば必ずもう一度チャンスは訪れます。
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