190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
EPISODE17『真実の告白』
心惹かれている裕ちゃんに自らの心の闇を話したアスカ。
アスカの心の闇を聞いた裕ちゃんは、それをどう消化するべきかすぐには決断が出せず、2人の間にぎこちない雰囲気が生まれてしまいます。
それに対してアスカは、
「まだあっち(裕ちゃん)がどう思ってるとかはっきりわかんないし。でも告白して返事を待つしかないから。」
と告白を決意します。
スタッフの計らいで裕ちゃんから告白することに!
しかし、このままアスカが裕ちゃんに気持ちを伝えるのかと思いきや、なんとスタッフの計らいで裕ちゃんから告白することに!
自らアスカと距離を取っていた裕ちゃんでしたがずっとアスカのことを考えていたようで、
「(アスカが)ツライ話をするのはやっぱ勇気いったと思うし。
そうですね、僕にだけ言ってくれるっていうのもなんか信頼されてるのも伝わったんで。
本当に、重いなとか思ったんですけど、それ以上にアスカの笑顔とかが好きなんで。
そういう脆さは僕が守りたいと。
重いなとか思ったんですけど、アスカの涙よりも笑顔のほうが大好きなんで。
笑顔にさせたいですね。重くないです。
なんかもう想いを本当伝えたいっていうのがありますね、僕は。行きましょう!」
と、スタッフとの会話で自分の気持ちを再確認し、告白を決意!
海辺にアスカを呼び出します。
裕ちゃん「いやー、いろいろあったね。タイで」
アスカ「うん」
裕ちゃん「タイってかあいのりで色々あった。始まって」
アスカ「うん」
裕ちゃん「でさ、最近、その、話してくれたじゃん。過去の。
そのことを俺は踏み込んじゃいけないと思って…だったんだけど話してくれてさ。
それはすっごい本当に嬉しかった。
その弱い部分もすごい支えたいと思ったし。
アスカの弱い部分、守りたいと思ったし。でも俺もさ、弱いからさ」
アスカ「知ってる(話を聞きながら涙ぐむ)」
裕ちゃん「あはは」
アスカ「たぶん、わたしの方が強いよ」
裕ちゃん「そう、だから…いや、俺も弱いから、そういう時はたまには支えてほしい」
アスカ「?」
裕ちゃん「そんな、なんか…弱さを持ってその女性の強さを持って、天真爛漫なアスカのことが大好きです」
アスカ「えー!えっ?」
裕ちゃん「(太陽を指し)めっちゃ輝いてる。
この旅で終わるんじゃなくて…日本帰っても…アスカのことを守りたいし、支えたいから一緒に日本に帰ってください。チケットなんで。」
と、たどたどしくも、しっかりと自分の思いを伝える裕ちゃん。
以前のでっぱりんの好意にも気づかず、アスカからの質問にもとんちんかんな答えを返す恋愛できないロボの裕ちゃんと同一人物だとは思えません。
あいのりアジアンジャーニーの旅が始まって約2か月程度のようですが、たった2か月でここまで男として成長できるとは!
裕ちゃんからの思いを受けとったアスカは涙が止まらないといった様子で海辺で泣き続けます。
あいのりAJ初のカップル誕生!
運命の朝!
アスカ「この2か月間。正直本当に貧乏旅行だし、普段は関わることのないような人と旅して。
人間関係とかも環境とかもさ、つらいことばっかりだったけど、いつのまにか明日は裕ちゃんに会えるから頑張れるとか、裕ちゃんの笑顔が見たいからとか思えるようになって。
裕ちゃんはわたしにとってそう思える存在になってたんだなって。
裕ちゃんの弱いところもいっぱいあるし、わたしもあるし。
そこを日本に帰ってお互い支えあって…いけたらいいなって思います。
わたしも、でも、裕ちゃんに負けないくらい好きです。
裕ちゃんのことが大好きです。
裕ちゃんと一緒に日本に帰りたいです」
と、あいのりアジアンジャーニー初のカップルが誕生!
『たか』の『ゆめちん』への告白からはじまり、
『ゆめちん』から『ハト胸』
『ハト胸』から『アスカ』
『でっぱりん』から『あきら』
と、4連敗中だった告白がここにきてついに成就!
あいのりアジアンジャーニー初期メンバーの最後の男女がカップルとなりました。
旅を続けるラブワゴンを見送った2人は、とても幸せそうです。
裕ちゃん「心臓バクバクよ、もう。試合より緊張するこれ。全然マジで。昨日とかマジやばかったもん」
アスカ「いやわたしも本当に告白しようとしてたから。告白されて、えーって思ってもう」
裕ちゃん「全然知らなかったもん」
アスカ「いえーいって感じだったよ、わたしは」
裕ちゃん「マジ全然わかんない。いやー夢みたいだわこれ、マジで。」
アスカ「現実だよ」
裕ちゃん「ビシって思いっきり」
アスカ「(バシッとビンタ)あはは」
裕ちゃん「いってー!夢じゃない、ありがとう、ありがとう」
告白してもらったのはアスカにとってかなり大きい
今回、スタッフの計らいで裕ちゃんが告白することになりましたが、先に告白を決めていたのはアスカ。
アスカから裕ちゃんに告白する流れでも、カップルが成立していたのは間違いありません。
それでも、今回裕ちゃんから告白してもらえたのは、アスカにとってはかなり大きいと思います。
アスカの心の闇を聞いてから、裕ちゃんとアスカの間には会話もなく、ぎこちない雰囲気が漂っていました。
裕ちゃんのあの態度は普通に考えたら「心の闇を話したことで、引かれた」と捉えられてもおかしくありません。
アスカは以前から、
「寂しがりなとこ直して強くなって、お金とか地位とか関係なく純粋に大好きになれる相手と出会ってダメでもOKでも自分から告白したい。」
と、話していたように、たとえ心の闇を受け止めてもらえなかったとしても、旅を通して成長し、自分の闇を話せる相手ができたら告白すると決めていました。
今回、アスカが告白を決意したのも勝算があるからというわけではなく、「自分が成長したと思えたから」区切りをつけるために告白を決意したのでしょう。
むしろ、アスカとしては裕ちゃんに告白を断られると思っていた可能性も高いと思います。
そんな状況で、仮にアスカから告白してOKをもらった場合、後々アスカの心には
「でも、裕ちゃんは本当にわたしの心の闇を受け止めてくれたのかな?」
「OKしてもらえたのはうれしいけど、告白したのは自分だし…。」
「心の闇を話した後の態度からして、やっぱり裕ちゃんにはああいった話は重すぎるのかな…」
という不安が湧き出てくる可能性が高いです。
先々のことを考えても、今回、裕ちゃんからアスカに告白したというのは同じ付き合うにしても、かなり大きい違いがあるはずです。
告白するのとされるのとでは全然違う!
一般的な恋愛でも、どちらが告白したか?というのは意外と大きいです。
基本的には駆け引きとして男性から告白させた方がうまくいくと言われており、それに対しては同意です。
ただ、今回のように相手の過去や、トラウマといったものを含めてまるごと受け止めたいという気持ちがあるのであれば、男性でも女性でも自ら告白をし、「そのままのあなたを受け止めます」という意思表示をする方が良いです。
女性の心の闇がフォーカスされることが多いですが、男性にだってそういった闇があり、積極的にいけない場合があります。
駆け引きをした方がうまくいく恋愛もあれば、純粋にぶつかった方が良い恋愛もあります。
相手の気持ちや、自分と相手の関係性を見極めて、「この人は自分が受け止めてあげなきゃ」と思う場面であれば、駆け引きを捨て、積極的に相手を受け入れる姿勢を見せましょう!
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