190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第16話『ママ』
シャイボーイとトムの間で揺れ動くかすが。
前回までの雰囲気では、トムが一歩リードかと思われましたが、なんと今回、シャイボーイが弱い部分を見せたことで、かすがの母性本能が一気にシャイボーイへと向くことに!
シャイボーイの行動をもとに、母性本能をくすぐるには「弱いところ」を見せるのがどれだけ効果的なのかについて解説していきます。
酔っぱらって自分の過去を話し出すシャイボーイ
古き良きタイの風景が広がるカンチャナブリ。
今回のホテルはクウェー川のほとりに立つ別荘感のあるコテージ風のキレイな場所に決定。
コテージ風のホテルだけあり、7人で泊まると普通のホテルに泊まるより安上がり!
メンバーたちは浮いたお金で、バーべーキューを開催することにします。
久々のごちそうということもあり、お酒のピッチがあがり、明るい時間から飲んでいたメンバーは日が暮れるころにはすっかり出来上がっていました。
メンバーの中でも、酔っぱらっていたのがシャイボーイ。
なぜかいきなり、あいのりに参加した理由を話し始めます。
シャイボーイ「わたしは人生であんまり恋をしたことがない。」
アスカ「あんまりってどのくらいですか?」
シャイボーイ「人生で一度もです」
裕ちゃん「初恋は?」
かすが「好きな人いるって言ってたやん、昔」
シャイボーイ「うん。今でも初恋の人が好き」
かにゃ「え!?ひきずってんの?」
トム「引いてる引いてる」
かにゃ「引いてないよ、すごいじゃん」
かすが「一途やんな…。」
シャイボーイのまさかの発言に少し顔が引きつるかすが。
しかし、
かにゃ「えっ、ちょっ、ちょっと待って。その子はどういう子でした?」
シャイボーイ「その子は…唯一わたしの話で笑ってくれる子でした」
かすが「うふっ、ははは」
アスカ「みんな笑ってるじゃん」
かすが「笑ってるやん!このメンバーはさぁ~。シャイ、ツボやで」
と、最終的にはシャイボーイの発言にかすがはホッとした表情を浮かべていました。
シャイボーイの初恋の人の話題から、転々とする話題。
恋愛の話題についていけないシャイボーイはどんどんビールを流し込み、大分泥酔状態に。
トム「シャイ兄さん!」
シャイボーイ「俺はもうだめだ…」
アスカ「シャーイ」
かにゃ「シャイ飲んで、これ(水を飲ませる)」
と、みんなにたしなめられる始末。
シャイボーイへの愛しさが募るかすが
その後、みんながどこかへ行ってしまった後も、シャイボーイに寄り添うかすが。
酔っぱらったシャイボーイは、かすがに弱音を吐きます。
シャイボーイ「もう謝らないけど、ほんとにごめん」
かすが「なんで、なんで、なんで!何に謝るん?シャイ、シャイ、シャイ、シャイ」(シャイの頭をなでる)
シャイボーイが何に対して謝っているのかはよくわかりませんが、弱っているシャイボーイに母性本能がくすぐられたのか頼れるお姉さん感を発揮するかすが。
シャイボーイ「ごめんなさい…」
かすが「なんで」
シャイボーイ「ごめんなさい…」
かすが「なんでなん?なんで?謝ることないやん。そのままでいいよ」
シャイボーイ「頼りになりたいと思ってた」
かすが「ううん、頼り甲斐あるよ」
フラフラと歩き出すシャイボーイに寄り添うかすが。
かすが「大丈夫?」
シャイボーイ「うん」
かすが「なんか歩き方がおじいちゃんみたいになってるけど」
なんとここでかすがは、シャイボーイの腕に腕を絡めます!
シャイボーイ「そこまで腕組んで歩きましょう」
かすが「うん。タンターン」
シャイボーイ「わたしは、あんまいい所がないけど恋愛経験もないし。シャクれてるし」
かすが「ハハハハ!(シャイボーイの髪を直しながら)変な髪形」
と、恋愛経験うんぬんはともかくとして、謎のシャクれているという発言をするシャイボーイ。
頼り甲斐のある男でいたいと思いつつも、それがうまくできない。
そんなシャイボーイの弱音が母性本能に火をつけ、かすがに元カレに似ているトムではなく、あいのりでしか出会えないシャイボーイにアプローチしていくことを決めさせます。
人の心を動かすシャイボーイの姿に好意が増す!
ちなみにこの後、シャイボーイがみんなの前で披露した、作詞作曲シャイボーイの『ママ』と『妹』の曲を聞き、
「シャイボーイはみんなを笑顔にしたり感動させたりしてたじゃないですか。
そういう姿を見て、いいなーって、素敵やなって。」
と、シャイボーイへの恋心がより増した状態になったかすが。
帰りのラブワゴンでは、シャイボーイの横に座り
かすが「移動の時はちょっとだけ肩借りるよ。…低っ!」
シャイボーイ「(かすがが頭を乗せやすいように肩をずらす)」
かすが「重ない?」
シャイボーイ「全然」
と、超積極的にシャイボーイにアプローチ!
かすがの日記には、
「シャイボーイが喜んでくれるなら、うちはいつだって笑顔でおりたいと思った。」
と、トムが合流する前と同じようにシャイボーイへの気持ちが再燃した様子が記されていました。
また、シャイボーイの日記には
「かすがが肩にもたれてくれたとき、「この人と一緒に日本に帰りたい」と強く思った。
今の時点では、かすがの想いは私には向いていない。でも努力次第でまだ何とかなると信じてる。
おやすみなシャイ。」
と、恋愛経験とは関係なしに、男らしい言葉が記されていました。
弱い自分を見せたことがかすがを惹きつけた!
かすがの気持ちが再度、シャイボーイへ向くことになった今回。
最初にお伝えした通り、前回の時点では、シャイボーイに誘われたのを抜け出してトムに会いに行ったりと、かすがは間違いなくシャイボーイよりトムに惹かれている状態でした。
今回、シャイボーイがかすがを惹きつけられたのは間違いなく「弱いところを見せたから」です。
「初恋の人を引きずるくらいに一途で弱い」
「恋愛経験がないことを気にしている」
「頼り甲斐のある男であろうと頑張ってはいるが、うまくできない自分に歯がゆさがある」
といった、本当の自分を見せたからこそ、母性本能の強いかすがに
「シャイが笑っていられるように隣にいたい」
と思わせたのです。
また、トムは、全体的に母性本能をくすぐるタイプの男性ですが、シャイボーイは、普段は男らしくあろうとしているので、弱い部分とのギャップがより、かすがに「頑張っている彼を支えたい」という母性本能を呼び起こさせたのでしょう。
もし、このままシャイボーイが「頼れる男であろう」と、弱い部分を見せずにいたら、母性本能の強いかすがは、「シャイはうちの支えがなくてもやっていける」と思い、トムに走っていた可能性もあります。
ただし!相手によっては引かれるので注意!
ただし、今回のシャイボーイの弱い部分の見せ方は、かすがだからこそ良い方向に進んだと思われるところも多いです。
スタジオメンバーもかすがの母性本能の強さにビックリしていたくらい、正直、かすがほど母性本能の強い女性はなかなかいません。
今回のシャイボーイは、お酒を飲んで酔っぱらった状態で、ウダウダと自分の弱い部分を見せていましたが、母性本能が強くてもこういった弱い部分の見せ方には引いてしまう女性も多いです。
本当は、弱い自分を見せるにしても
- さりげなく元気のない姿を見せる
- 話の流れで、少しかっこ悪い話をする
- ちょっと甘えてみる
といった感じで、すこしだけ弱い部分を見せるといったやり方の方が、女性に引かれることなく母性本能をくすぐることができます。
ただ、見せ方はともかくとして、すべての女性が肉体的にも精神的にも強い男性を望んでいるわけではないのは間違いありません。
甘えさせてくれるような女性と一緒になりたい。
母性本能が強い女性を振り向かせたい。
という場合は、少し自分の弱い部分を見せることを意識してみてくださいね。
「あいのり」をテレビで見逃した方はフジテレビの動画配信サービス(FOD)で見れます!