彼氏の親に会う前に身に着けておくべきマナーを教えて!
挨拶の仕方や手土産なんていうのも挨拶の際のマナーとしてはとっても大切だけど、彼の両親に気に入られたいのなら、もっと根本的な部分のマナーも身に着けておかなきゃダメよ。
昔、痛い目を見ているからね…。
じゃあ今回は、彼氏の親に会う前に身につけておきたい3つのマナーについて説明するわよ!
親というのは、自分の息子にはなるべく「女性らしくて良いお嫁さんになりそうな彼女」を作って欲しいと願っています。
あまりに、親として受け入れたくないタイプの彼女の場合は、彼女に対して嫌がらせをしてくる!なんていうのも作り話ではありません。
あなたの彼の親御さんがそんな人だとは思いたくありませんが、彼氏の親に気に入られるに越したことはありません。
彼氏の親に気に入られるためには「マナー」がしっかりしている「良いところのお嬢さん」のような雰囲気を出すのが一番です。
結婚の挨拶当日のマナーに関しては「彼氏の親に結婚の挨拶!好印象マニュアル」で紹介しているので参考にしてください。
今回は、一朝一夕では身につかないような、彼氏の親に会う前に身に着けておきたいマナーについて解説していきます。
食事のマナーは育ちの良さを表す
食事のマナーというと料理の種類によっていろいろありますが、彼氏の家でイタリアンのフルコースが出てくる、なんてことはないと思うのでとりあえずは「常識的なマナー」さえ身についていれば大丈夫です。
もし、この常識的なマナーが身についていなかった場合、「この女性の親はちゃんとした教育をしていないんだ」とあなただけでなく、あなたの親まで悪く取られてしまいます。
- 音を立てて食べない
- くちゃくちゃさせない
- 茶碗や小皿は持つ
- 口に物を入れたまま話さない
- 肘をつかない
- 好き嫌いをしない
- キレイな箸使いをする
といったマナーを食事の際は常に意識しておくようにしましょう。
和食でも洋食でも細かいマナーはたくさんありますが、かなり厳格な家でもない限り、基本的なことさえ抑えておけば「マナーがない」と思われることはほぼありません。
彼の家庭が厳格な家庭かどうかは、彼の食事中のマナーを見ておけばある程度予測がつくかと思います。
特に注意したい箸使い
食事のマナーの中でも、特に注意したいのが箸使いです。
まず、箸の持ち方ですが、自分では気づかないかも知れませんが間違った箸の持ち方はかなり目立ちますし、正しく箸が持てていないだけで「マナーが悪い」という印象を与えてしまうことになります。
彼のご両親とは対面で座ることが多いでしょうし、間違った箸の持ち方をしている人は今のうちに直しておきましょう。
それこそ、一朝一夕で身につくことではありません。
また、箸使いのマナーとして、
- 突き刺して食べる刺し箸
- 箸を使って食器を寄せる寄せ箸
- 料理の上でどれを食べようか箸をうろうろさせる迷い箸
- 箸を舐めてキレイにするねぶり箸
なんていうのもNGです。
身についてしまっている悪い習慣というのは気を付けていても、ついつい出てしまうものです。
それに、この後解説していきますが、会話のマナーにも気を付けながら食事のマナーも気を付けるというのはかなり至難の業となります。
細かいマナーに関しては、追々覚えていくとして、まずは基本的な食事のマナーを彼の両親に会う前にしっかりと身につけておきましょう。
友達同士で食事のマナーについてうるさく言う人なんて特にいないでしょうから、食事のマナーって小さい頃に身に着けておかないと中々矯正できないものなの。
でも、意識をすれば人は変われるわ!
今日の食事からしっかりと食事に関するマナーを意識するようにね!
会話のマナーは好感度と親密に関係する
マナーの一つとして、相手が心地よいと感じる話し方をすることも大切です。
話し方については言葉遣いはもちろんですが、話すスピードにも気を付けておきたいです。
話すスピードはゆったりと聞き取りやすいスピードを心がけましょう。
自分の話すスピードというのは、長年染みついているものですので自分では「普通」だと感じてしまいます。
なので、自分が早口かどうかは自分で判断するのではなく、友人や彼氏に「わたしって早口かな?」と確認してみましょう。
ここで周りから「早口」と言われた女性は意識してゆったり喋るように普段から心がけましょう。
早口ですと、聞き取りづらいですし、品を感じられません。
また、早口の場合は思いがけないところで、言葉遣いが乱れることがあります。
例えば、
「そうですね」
という言葉。
自分はきちんと「そうですね」と言っているつもりが早口だと発声が明瞭でなく、相手には「そうっすね」と聞こえてしまっている、ということもあります。
彼氏の親に「そうっすね」なんてヤンキーのような言葉はマナー違反以外の何物でもないですよね。
話すスピードは、本当に何十年もかけて自分に染みついていったものなので、すぐには直りませんし、彼氏の親への挨拶なんていう緊張するような場面では普段早口でない人でも早口になってしまうものです。
彼氏の親に挨拶に行った時に相手が心地良いと感じる話し方ができるよう、普段からにこやかにゆったりと話すようにしましょう。
それと、基本的に両親を交えて話す時はなるべく彼と会話をするのではなく、彼のご両親と会話をするようにね。
話すのが苦手だからって、彼とばっかり話すなんていうのもNGよ。
普段から目上の人と話すことに慣れておくようにね。
謙遜された時の返しも身に着けておこう
例えば、腰の低いご両親だった場合、
「こんな素敵な彼女ができるなんて嬉しいわ~。この子、昔から気が利かない子でね…」
なんて、自分の息子の謙遜をすることがありますが、このときに
「そんな風に言ってもらえるなんて嬉しいです」
「そうですね~」
「でも、他に良いところいっぱいありますし!」
なんて返しはNGです。
彼のご両親が彼のことを悪く言っている時は、あなたに否定して欲しいのだと言うことを心に留めておきましょう。
「いえ、わたしにとっても○○さんはもったいないぐらい素敵な方です。この前もわたしが▲▲で困っていた時にさっと手を貸してくれて…」
といった感じで、彼を肯定するような言葉をしっかりと返すようにしましょう。
こういった、相手を気持ちよくさせる言葉というのは咄嗟には出てきません。
普段から「謙遜に対して上手い返し方」をするよう、心がけ、咄嗟の判断ができるよう練習しておきましょう。
その謙遜を、額面通りに受け取って肯定とかしちゃダメよ!
きちんと、どういう返しがベストなのかを常日頃から考えないとね!
立ち振る舞いのマナーは女性らしさに直結する
最初に、親というのは、自分の息子にはなるべく「女性らしくて良いお嫁さんになりそうな彼女」を作って欲しいと願っているとお伝えしました。
この女性らしさと直結するのが立ち振る舞いです。
どんなに他のマナーがしっかりしていても、立ち振る舞いが美しくなければ、女性として減点ですし、彼のご両親からも「彼氏の親と対面しているのに立ち振る舞いに気を使っていないなんて礼儀がなっていない」と思われてしまいます。
当日の立ち振る舞いに関しては、先ほどもお伝えした、「彼氏の親に結婚の挨拶!好印象マニュアル」にて詳しく説明しているので省略させていただきます。
普段から意識して身に着けておきたい立ち振る舞いのマナーとしては「姿勢」と「動作の速度」です。
まず、姿勢に関してですが、背筋を伸ばした方が良いと思っていても、これができている女性はかなり少ないです。
姿勢が正しいだけで、彼のご両親には
- ハツラツとしている
- 品位がある
- しっかりしている
- 常識がありそう
- 信頼できそう
といった印象を与えることができます。
立っている時も、歩いている時も、座っている時も、背筋はしっかりと伸ばして、あごを引き、キレイな姿勢を保つよう心がけましょう。
また、動作の速度も大切です。
常に、ゆったりと上品な動作を心がけましょう。
こうすることで、緊張している中でも物を落としたりこぼしたりすることが減りますし、動作がゆっくりなだけで、女性らしい印象を与えられます。
常日頃からゆったりめな動作を心がけ、第一印象の時点で「礼儀正しく素敵な女性」と思ってもらえるよう頑張っていきましょう。
マナーの基本は「きちんとしていること」だから、「だらしのなさ」は減点。ちゃんと普段から丁寧な動作を心がけないとね。
付け焼刃のマナーではすぐにバレる!
今回彼氏の親に会う前に身に着けておきたい3つのマナーについてお話ししました。
今回紹介したようなことは、その場で取り繕おうと思っても難しいです。
常日頃の意識が、彼の両親に良い印象を与えることに繋がります。
彼の親に会う前にしっかりと常識的なマナーを身に着け、彼の両親に気に入ってもらえるよう頑張りましょう!
彼の両親に気に入ってもらいたいのなら、彼の両親に会う以前に、基本的なマナーを身に着けておくようにね!
応援しているわ!