見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
第2話『A NEW EXPERIENCE FOR HER』では、はやくも2つの恋が動き出します。
まだまだ動き始めたばかりの恋ですが、一方は「スマートな大人な恋愛」、もう一方は「中学生の恋愛」のような感じを受けます。
そんなテラスハウス第2話をもとに、スマートなデートの誘い方について学んでいきましょう!
動きだす2つの恋
第2話にして動き出した2つの恋は、
- モデルで22歳の「岡本至恩」
- アイスホッケー選手で24歳の「佐藤つば冴」
の2人と、
- 料理人志望で19歳の「新井雄大」
- 現役大学生で20歳モデル志望の「小室安未」
の2人。
どちらも男性側がデートに誘っています。
しかし、この二人の男性。
年齢的には3つしか離れていませんが、片方はスマートなデートの誘い方。
もう片方は、相手のことをきちんと考えていない子どものようなデートの誘い方をしています。
この二人の対比を基に、スマートなデートの誘い方とはどういったものかを見て行きましょう!
スマートにデートを取り付ける至恩!
名前:岡本至恩
年齢:22歳
職業:モデル
特徴:日本語ペラペラのハーフ。よく笑う可愛い人、家庭的な人が好き。ちょっとミステリアスな雰囲気。
第一話で、「僕もチヤホヤされたいなって気持ちで。浮ついた理由でテラスハウスに参加しました。」と語っていた岡本至恩さん。
現段階では、自分のことをあまり話していないため、ミステリアスな印象を受ける岡本至恩さんですが、全体的に大人な雰囲気を醸し出しています。
第一印象では治田みずきさんがタイプだと言っていた岡本至恩さんですが、今回アイスホッケー選手で化粧っ気のない素朴女子、佐藤つば冴さんをデートに誘います。
その時の会話は
岡本「つーちゃんってさ、あんまいないけどさ、帰ってくるとさ、いつもいたみたいな感じだからさ。」
佐藤「うそ、ほんと?溶け込めてる?」
岡本「うん」
佐藤「まあまだ、気を張ってる感じはあるよね。抜けない」
岡本「緊張とかする?」
佐藤「するする。めっちゃしてるよ。今もしてるよ。」
岡本「まじ。そう言えば練習試合近いんだっけ?」
佐藤「そう練習試合が近いけど、まだ全然決定してなくて」
岡本「なんか動画とかないの?」
(佐藤つば冴さんが携帯で動画を探す)
岡本「なんかさ、みんな遊んでるじゃん。」
佐藤「うんうん。」
岡本「つーちゃんはさ、なんかしたいとかないの?」
佐藤「お出かけしたいね。車でどっか行きたい。遠出したい遠出!」
岡本「なんか草津温泉近いんじゃないかってウワサ。」
佐藤「あー、近いかも。」
岡本「もし空いてたらさ、全然行こうよ。」
佐藤「え、いこ。本当に。」
岡本「足湯しに。」
佐藤「足湯ね、最高!」
佐藤「これね。(携帯を差し出す)」
岡本「キャプテンなんだっけ?」
佐藤「キャプテンでーす!」
ここがポイント!
岡本至恩さんのデートの誘い方は、最初から最後までスマートでとても理想的です。
ポイントとしては、
- いきなりデートに誘うのではなく、世間話からはじめている
- 相手が話しやすい話題を提供している
- 相手のしたいこと、やりたいことを聞いている
- 忙しい相手を思いやって「もし空いてたら」と一言入れている
- 何をしに行くのかを伝えている
- デートとして、特別でありながらハードルが低いものに誘っている
- 好意を見せすぎていない。
といったことが挙げられます。
世間話からはじめることで、相手の緊張感を解くことができますし、ここで相手の話しやすい話題を提供したことで、「話しやすい人」という良い印象を持たれやすくなります。
また、自分のやりたいことや行きたいところを押し付けるのではなく、何がしたいのかをしっかり聞いています。
これは予測ですが、もし佐藤つば冴さんが「〇〇に行きたい」と言っていれば、「そこに行こうよ」と誘い、「近場が良い」と言えば「じゃあ今度ごはん食べに行こうよ」と言う予定だったのではないかと思います。
今回、佐藤つば冴さんが、「遠出したい」と答えたので、車で行ける距離であろう「草津温泉」を提案したのだと思います。
また、「足湯」というチョイスも抜群です。
さすがに、はじめてのデートで混浴はあり得ませんし、だからといって男女別々にひたすら温泉に入っていてもデートっぽくありません。
それに、佐藤つば冴さんの場合は、あまり化粧っ気がないので問題ないかも知れませんが、女性としては「化粧を落とさなきゃいけない場所」というのはハードルがかなり高いです。
その点、足湯なら普通のドライブデートより思い出に残りやすいですし、ゆっくりと良い気分で色んな話ができ、距離を縮めやすいです。
ちょっと個人的に、岡本至恩さんのプロフィールの嫌いなタイプに「体型がだらしない人」という記載があったため、「化粧ばっちりの女性らしい人」が好きなんじゃないかと思っていたので、佐藤つば冴さんを誘ったのは意外でしたが、この二人の行方はとても気になります。
雄大のデートの誘い方はNG!
名前:新井雄大
年齢:19歳
職業:料理人志望
特徴:何でもやってくれるお母さん犬みたいな女性が好き。
そんなスマートなデートの誘い方をした岡本至恩さんとは対照的に、新井雄大さんのデートの誘い方はNGです。
新井雄大さんは、小室安未さんと一緒にランチを作っている最中にデートに誘います。
その時の会話です。
新井「ちゃんと会話して、食材と。」
小室「え?美味しくなってくださいみたいな会話すんの?おもろ。」
新井「俺もさ、忙しくなる前に2人で出かけたいなと思ってさ。
暇な日どっか行こうよ。」
小室「うん。軽井沢に?」
新井「どっちがいい?ちょっと遠出したい?」
小室「でも、運転あみだよね?
いいけど別に。」
新井「任せるその辺は。
他の移動手段使ってもいいし。」
小室「うん。」
新井「遠出したい?」
小室「ううん。」
新井「近くでいい?」
小室「近くで良い。」
新井「おっけー、じゃあちょっと考えとく。」
ここがNGポイント!
ぱっと見だとそこまでダメな誘い方じゃないように見えるかも知れませんが、まったくスマートではないデートの誘い方です。
NGポイントとしては
- 会話が上から目線
- 自分主体でデートに誘っている
- 運転できないのに偉そう
- 何の計画性もなくデートに誘っている
という点です。
新井雄大さんは料理人志望なので、小室安未さんより料理が上手いのかも知れませんが、「ちゃんと会話して、食材と」というような料理人であることを強調するような上から目線発言は、一緒に料理していて楽しくありません。
もっと丁寧に優しく教えてあげれば、好感度もあがるであろう場面なので、もったいないです。
また、デートに誘う時に
「俺もさ、忙しくなる前に2人で出かけたいなと思ってさ」
と、自分主体な上に、上から目線。
テラスハウスを見ていない方のために補足すると、新井雄大さんは現在仕事を探している最中なので、新井雄大さんの言う「忙しくなる」は、自分の仕事が始まって「俺が」忙しくなる、という意味です。
普通に「一緒に出かけたいなと思って」と言えばいいところで、なぜか自分を主体にしてしまうところが残念でなりません。
また、運転ができないため、遠出する場合は小室安未さんが運転するか、車以外の交通手段が必要になってしまうのに、「遠出したい?」とわざわざ聞いてしまったり
「運転あみだよね?」
対して
「任せるその辺は。他の移動手段使ってもいいし」
となぜか偉そう。
ここは、まず近くのお店で2人きりのごはんに誘う。または、電車移動になっちゃうけど…、と断ってから遠出を提案する、といった配慮が必要です。
また、デートに計画性がないため、デートに行く目的がはっきりせず、誘われた方としても「本当に実現するのか?」「そもそも何しに行くのか」と不安になってしまいます。
すでに、自分に好意を持ってくれている女性なら、こういった上から目線の誘い方をされても嬉しいと思いますが、これから好きになってもらいたい、という時の誘い方ではありません。
全体的に、デートに誘っているのに「自分が上でいたい」という雰囲気が見て取れます。
この誘い方は、大人としてNGです。
そもそも、アピールの仕方が中学生男子
新井雄大さんの場合は、このデートの誘いに限らず、全体的にアピールの仕方が中学生男子のようなのが気がかりです。
小室安未さんのすっぴんに関して
新井「すっぴんまじブスとか言ってたけどそんなにかわんないよね。超ディスりたかったの。くそっ」
岡本「可愛いよね」
新井「可愛いとはいわないよね。だってなんかウザイもん」
と、素直にかわいいと言わなかったり、小室安未さんの服をみて「今日やけにフラミンゴみたいだね」と嬉しくないであろう言葉を投げかけてみたり、好きな子をいじめちゃう中学生男子のようなアピールをしています。
小室安未さんのタイプが
「厳しい人で、自分に興味がなさそうな人」
だと聞いているから、素直に褒めたりしないのかも知れませんが、それがあらぬ方向に行ってしまっている感じがします。
大人の男として、デートはスマートに誘おう
岡本至恩さんと、新井雄大さんのデートの誘い方の違いについて解説してきました。
女性は断然、岡本至恩さんのような誘い方を好みます。
岡本至恩さんの誘い方は、言葉だけでなく、雰囲気や喋り方も含めてかなりポイントが高いので、「どうしたらスマートにデートを誘えるのかわからない」という方はぜひ、岡本至恩さんの誘い方を参考にしてみることをおすすめします!
「テラスハウス」をテレビで見逃した方はフジテレビの動画配信サービス(FOD)で見れます!