見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
13TH WEEK『BEST ACTOR IN A SUPPORTING ROLE』
女性はいくつになっても「好き」と言われたいし、気持ちを言葉にしてもらいたいもの。
ですが、男性は言葉にするのが恥ずかしいのか、年齢を重ねるにつれ、気持ちを言葉で表現してくれなくなります。
女性からしたら好きなら好きで真正面からアプローチして欲しいし、告白もしてほしいのに
「言葉にしなくても雰囲気でわかるでしょ?」
と言わんばかりの態度をとる男性も。
今回は、こういった好意を言葉にしない男性から言葉を引き出す方法について、小室安未さんを参考に解説していきたいと思います。
安未にアプローチをかける貴之
前回、スノーボードデートに出かけた時の、小室安未さんの「あと5歳若かったら」発言から積極性が増した中村貴之さん。
今回も小室安未さんにアプローチを仕掛けていきます。
岩手での音楽フェスにプロスノーボーダーとして呼ばれた中村貴之さんにくっついて、小室安未さん、岡本至恩さん、上村翔平さんの3人がフェスに参戦していました。
そこで、
貴之「岩手にお前らがいると思わなかったよ!」
翔平「はは、ほんとにほんとに」
貴之「なんでいんの?」
翔平「暇だったんすよ」
貴之「あ、そう?安未滑る?ナイター。滑ろうよ、ナイター」
安未「(うなずく)」
貴之「めっちゃ寒いけどナイターめっちゃいいよ。あのー、光がなんか幻想的で」
安未「痛くない?」
貴之「あのー、ちょっと硬いかもしんないけど、まあなんか雰囲気めちゃくちゃいいから」
と、小室安未さんをナイターでのスノーボードに誘います。
画面越しで見ると、夜のゲレンデはそこまで幻想的には見えませんでしたが、なんだかんだ2人は楽しそうに滑っていました。
小悪魔さを発揮する安未
そしてリフトに乗っている最中、小室安未さんの小悪魔さが発揮されます。
貴之「まさか安未と滑るとは思わなかった」
安未「なんでみんなで滑ろうよって言わなかったの?」
貴之「どういうこと?ムラサキ(スポーツ)の?」
安未「ううん。至恩とか…」
貴之「いや、まあ……まあ…なんだろうね、なんとなくだけど。いやでもさ、音楽もさ別にめっちゃ好きってわけじゃないでしょ?」
安未「(うなずく)」
貴之「だからせっかくだし、ナイター滑ろうって」
その後も中村貴之さんをどぎまぎさせる
岩手から軽井沢に戻ってきた後、小室安未さん、中村貴之さん、佐藤つば冴さん、上村翔平さんと鍋を囲んでいるときも、同じように小悪魔的な雰囲気を醸し出します。
翔平「てかなんか安未と2人滑ってるときなんかめっちゃ幻想的だったって」
つば冴「二人で滑ったの?」
貴之「うん、あのねえナイター行ったんですよ」
つば冴「ナイター行ったの!?え、それどんな気持ちで誘ったの?」
貴之「どんな気持ち!?」
翔平「難しいな、それ」
つば冴「あははは」
安未「気持ち?」
貴之「え、ナイター行こうぜー!みたいな」
つば冴「え、みんなで行こうとか言わなかったの?」
貴之「みんなで行こう?」
安未「同じ質問した安未も」
翔平「違う違う、俺らはほら、フェス見にきてたから」
貴之「でも、どうだった?ナイター」
安未「ん?どうだった?」
つば冴「楽しかった?」
安未「うん」
貴之「楽しかった?」
安未「良かったけど、理由がいまいちだった」
つば冴「ああ、誘った理由が?」
貴之「いやいやいやいや」
安未「それだけ?って思った」
つば冴「だから至恩と翔平くんはフェス組じゃん。じゃあ誘っとく?みたいなノリがちょっと安未的に」
安未「ね。あ、了解了解って感じだった」
貴之「ま、でもね。安未と行きたかったんですよ。もちろん」
安未のこの聞き方が男性から「言葉」を引き出す!
先ほどの会話を見ていただければわかると思いますが、最終的に小室安未さんは中村貴之さんから
「安未と行きたかった」という言葉を引き出しています。
小室安未さんがこの言葉を引き出すために使った言葉は
「なんでみんなで滑ろうよって言わなかったの?」
「良かったけど、理由がいまいちだった。それだけ?って思った」
この2つです。
「なんでみんなで滑ろうよって言わなかったの?」
この聞き方は、相手を期待させる上、男性に「2人で滑りたかったからだよ」という言葉を言いやすくさせています。
もし2人で滑るのが嫌だった場合、小室安未さんは最初の段階で
「至恩たちも一緒に滑ろうよ」
と言えたわけです。
そういったことを言わなかったにもかかわらず、2人きりのリフトという密着した空間で
「なんでみんなで滑ろうよって言わなかったの?」
という聞き方は、それこそ「あ、俺が好きっていう確信がほしいんだな」と相手に勘付かせることができる上に、「2人で滑りたかった」という言葉を引き出しやすくします。
そもそも、中村貴之さんが小室安未さんに好意を持っているのは明白ですし、2人で滑りたかったのは間違いないと言える状態なので、中村貴之さんの答えはふつうに考えたら「2人で滑りたかった」の一択です。
実際は、中村貴之さんは及び腰で「音楽もさ、別にめっちゃ好きってわけじゃないでしょ?」という逃げの返答をしたわけですが、男らしい男性ならここで、「自分の好意を伝えるチャンスだ!」「言葉でハッキリ言わなきゃダメな女性なんだな」と気持ちを言葉にしてくれます。
「良かったけど、理由がいまいちだった。それだけ?って思った」
しかし、中には中村貴之さんのように、気持ちを言葉にするのを嫌がったり、怖がったりする男性もいます。
そこで2番目の言葉、
「良かったけど、理由がいまいちだった。それだけ?って思った」
これです。
ここまで来たら、中村貴之さんくらい及び腰の男性でも、「やっぱり好意を出してほしいんだ!」と確信します。
そして、
「あ、きっとこの女性は俺のことが好きなんだな」
と、女性が「好き」と直接伝えなくても相手に好意が伝わり、男性側からの告白に持っていきやすくなります。
「絶対この人自分に好意があるはずなのに、全然表現してくれない!」と感じている女性は小室安未さんのように
思わせぶりな態度で、答えがほぼ一択の問いかけをする
これを意識してください。
こうすることで、意外とかんたんに男性から言葉や告白を引き出しやすくなります。
ただし安未の本音は…。
ただ、小室安未さんはこれだけ思わせぶりな態度を取りながらも、中村貴之さんに好意があるのかは微妙な状態です。
中村貴之さんから「安未と行きたかった」の言葉を引き出した後、小室安未さんと佐藤つば冴さんはこんな会話をしていました。
つば冴「あの答えについて納得いかなかったの?」
安未「いや、納得いかないじゃなくて、ツマンナと思った」
つば冴「え?あははは!え、それだけかよみたいな?」
安未「…うん」
つば冴「え、でもさっきさ、安未と行きたかったからって言ってたじゃん」
安未「いや、あの一回目に聞いたときに…だったから、もういいやって感じ」
つば冴「シャットダウンしちゃったの?」
安未「いや、シャットダウンはしてないけど。していないけど、そういう感じか~って感じ。安未のことはすごい好きじゃないと嫌だから安未は、まず」
つば冴「安未のこと気になってるくらいじゃダメってことだよね」
安未「うん」
つば冴「なんかもう絶対、安未しか!みたいじゃないとダメってことだよね」
安未「うん。しかもそれが伝わってこないと無理」
つば冴「5歳若返ったらっていうの伝えたら喜んでたからね、マジで」
安未「それがヤバイよね」
つば冴「いいじゃん。喜んでたよ」
安未「(うなずく)」
と、中村貴之さんのことを別に好きというわけではない様子。
「最初の段階でもういいやと思ったなら、思わせぶりな態度をとるな!」と感じてしまう部分もありますが、小室安未さんは、男性からの言葉の引き出し方が本当にうまいです。
こういったちょっとした「聞き方」をマスターするだけで、恋愛も有利になる上、男性から決定的な言葉を引き出すこともできます。
視聴者からは嫌われがちな小室安未さんですが、学べる部分もあるので、ぜひテラスハウスで小室安未さんの「上手いポイント」を観察してみてくださいね!
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