見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
11TH WEEK『BEST ACTOR IN A SUPPORTING ROLE』
島袋聖南さんが新メンバーとして入所したことで、30代のメンバーが2人となったテラスハウス軽井沢編。
男女ともに30代ともなると結婚について考え始めますよね。
中には婚活に精を出している方もいるのではないでしょうか?
しかし、本気で結婚を考えるのであれば、「気を遣う人は嫌」「楽な人がいい」なんて漠然とした理想を持っている場合ではありません。
結婚について話すチームアダルトの2人
今回のテラスハウス11話では、チームアダルトの中村貴之さんと島袋聖南さんが旧軽井沢にデートに出かけます。
といっても、恋愛的な雰囲気があるわけではなく、あくまで一緒に出掛けただけといった印象。
逆に言えば、軽い会話から相手を見定めている30代ならではの雰囲気を醸し出していました。
旧軽井沢から帰宅した2人は、島袋聖南さん主導で夕飯のパスタを作りながら恋愛観についての会話を深めていきます。
貴之「どんな人がタイプって言ったっけ?誠実でなんとかって言ってたよね」
聖南「誠実で、面白くて、あとね頼れる人。ほら、お姉ちゃんじゃん?だからやっちゃうんだよね、そこがやりすぎてあんま良くないこともあるんだよね」
貴之「結構じゃあ何でもしてあげる系なの?付き合った彼氏とかに」
聖南「そうなんだよ」
貴之「ふーん」
聖南「それでなめられるの。はははは!いや、でもね、学んだ。30にして。やりすぎはよくない」
貴之「ちょっとこう…」
聖南「そう。ちょっと良い距離感とか」
貴之「距離感を保つことも大事」
聖南「そう、保つことも必要だなって」
貴之「ん?結婚願望はあるって言ったっけ?」
聖南「うん。わたしね、毎回付き合うとね、この人と結婚しても良いと思ってるの」
貴之「はいはいはいはい」
聖南「思ってるんだけど…。おかしいな、おかしいな~」
貴之「一緒にいて楽な人がいいよね」
聖南「あ、わかる~。間違いない」
貴之「そう、気遣いたくないんすよ~」
聖南「気遣うってなに?」
貴之「え、なんか…気、遣うんですよ」
聖南「気遣うんですか」
島袋聖南さんは、以前テラスハウスで出会い付き合うこととなった伊東大輝さんとの別れで、自分のダメなところを見つめ直したようで、きっと島袋聖南さんの中には「こういう人とだったら自分は上手く行く」という理想像があるのでしょう。
もちろん、次に出会って恋に落ちる人がその理想通りとは限りませんが、こういった「自分に合う人はどういう人なのか」をしっかりと考えている女性が婚活をした場合、はやい段階で自分に合った結婚相手を見つけることができます。
一方中村貴之さんのように
「一緒にいて楽な人がいい」
「気遣うのは嫌」
というような表面的な理想像のままでは、自分に合った結婚相手を見つけるまでに時間がかかってしまいます。
「楽な人がいい」はよく言われている理想像だが…
「一緒にいて楽な人がいい」「気を遣わない相手と一緒にいたい」というのはそれこそ理想の結婚相手像としてよくあがります。
もちろん、結婚相手はこれからの人生を長い時間共にする相手なので、気を遣わなくていい楽な相手の方が良いに決まっています。
問題なのは、
をしっかりと自分で把握していないことです。
一緒にいて楽な人、気を遣わなくていい人が良いという理想を語るのは簡単です。
でも、実際、自分にとって楽な人、気を遣わなくていい人がどんな人なのかを自分自身で考えて固めておかなくては、理想的な相手に出会うまでに時間がかかります。
もちろん
「色んな人との出会いを増やしてフィーリングの合う人を見つけたい」
「とりあえず付き合ってみて、居心地が良ければ結婚したい」
という考えの方なら「最終的には気を遣わなくて楽な人と結婚したいな」程度の気持ちでも問題ありません。
ですが、はやく結婚したいのであれば、しっかりと自分の理想とする楽な人がどんな人なのかを把握しておきましょう。
こうすることで、婚活サイトでも、婚活パーティでも早い段階で自分にとって理想的な人を見つけることができます。
もっと自分の理想を深堀しよう
では、どうやって自分にとって気を遣わなくてすむ楽な人の像を明確にしていくのか、というお話しです。
最初に念頭においておきたいのは、
「自分とまったく同じ人などいない」
ということです。
自分と趣味が一緒で、考え方も同じ、好きなことも嫌いなこともまったく一緒。
こんな人がいれば結婚生活は上手くいくこと間違いありません。
ですが、実際こんな自分とまったく同じような考え、行動の人はいません!
100%一緒にいて楽な人など存在しないに等しいのです。
と、なった時、
- じゃあ自分にとって絶対に許せないことは何か
- 譲れないことは何か
- 何をされたら本気で嫌で、どういったことなら許せるのか
- これだけは同じであってほしいと思うことは何なのか
- いままでの恋愛を踏まえて自分に合う人はどういう人だと思うのか
といったことを自分でしっかり言葉で言い表せるようになっておくことが、理想の結婚相手にたどり着く近道です。
なぜなら、言葉でくわしく自分の理想を語れる状態になれば、婚活サイトや婚活パーティの場合プロフィールの時点である程度絞り込みができるからです。
婚活サイトで理想の結婚相手を探す例をあげるとしたら
たとえば、島袋聖南さんの場合
「誠実で面白くて頼れる人が良い」
「自分はもともと長女だから、彼氏に何でもやってあげちゃうところがある。でもそれじゃあダメだって気づいた」
ということを言っていました。
この場合、婚活サイトで相手のプロフィールを検索するとしたら
- 浮気の心配をしなくて良いように飲み会にあまり出かけない『お酒を飲まない』
- 『プロフィール文』や、『日記』から自分のセンスと似た面白い人を見つける
- 頼れる人といえばやはり『長男』気質の人なので家族構成で絞り込む
といった感じでしょうか。
もし、
「誠実な人がいいけど、お酒を飲まない人は嫌!」
「お酒を飲むなと言われるのは一緒にいて楽じゃない!」
と言うような場合は、コミュニティ機能が充実しているペアーズ のようなマッチングアプリ兼婚活サイトを使って
「お酒は家飲み派」
のようなコミュニティに参加している男性を選ぶことで、自分にとって気を遣わなくていい楽な相手というのは比較的かんたんに見つかるようになります。
島袋聖南さんが実は「テラスハウスではガンガン喋るけど、恋人と話す時は相手の話を聞いているだけの方が楽」というような人だった場合は、
「喋るのが好き」
というようなコミュニティに入っていて、かつ自分と趣味が似ている男性を選ぶことで、一緒にいて楽な相手を見つけることができます。
このように、「一緒にいて楽」という言葉を突き詰めて考えることで、自分にとって本当の意味で気を遣わなくていい楽な相手を、言語化することができるのです。
結婚は一生もの!自分の求めているものを明確化すべし!
結局のところ
「気を遣わなくていい人が良い」
「楽な人が良い」
という言葉の裏には、いろんな理想が入り混じっているのです。
しかし、それがどんな理想なのかをきちんと言葉にする努力をしないから大ざっぱな理想となってしまい、出会う相手を絞れず、いつまで経っても良い出会いに恵まれないのです。
たとえば、中村貴之さんの
「一緒にいて楽な人がいいよね」
「そう、気遣いたくないんすよ~」
の言葉には間違いなく、前回の小室安未さんとのデートの話が絡んでいるでしょう。
小室安未さんが
- 見晴らしの良い食事処に連れて行っても嬉しそうな表情をしない
- 会話が続かない
- アクティブなことに乗ってこない
という態度だから、気を遣う、安未は可愛いと思うけど、一緒にいて気を遣うのがしんどい、といった心の声が含まれていると思います。
でも、それなら最初から、中村貴之さんが
- 見晴らしの良い場所に行くのが好きなら、同じ感性を持つ女性を選ぶ
- お互いに趣味が一緒で会話が続く相手を選ぶ
- アクティブなことが好きでアウトドア派の女性を選ぶ
といったことを意識していれば、かんたんに「気を遣わなくて楽な女性」に出会うことができます。
婚活中に「理想的な人と結婚したい!」と年収や仕事、趣味だけで相手にアクションを起こしてしまう人がいます。
もちろん、それはそれで良いのですが、もし、
「スペック的には良い人だけど一緒にいて気疲れするんだよなあ。もっと一緒にいて楽な人がいいのにな」
と思うことがあるのであれば、今一度
「自分が一緒にいて楽な人とはそもそもどんな人なのか」
を突き詰めて考えてみてくださいね。
そうすることで、結婚までたどりつく理想的なお相手にはやめに出会える確率が高まります。
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