婚活中は幸せな結婚をイメージするのが当たり前。
しかし、今や3組に1組が離婚する時代です(参考:平成28年(2016)人口動態統計の年間推計)。
辛い結末を迎えないためには、結婚前に相手の男性をよく見極めることが1つのポイントでしょう。
そこで今回は、
- 実際に離婚した人
- 結婚生活に不満がある人
のリアルな声をもとに、結婚前にチェックしておきたいポイントをまとめてご紹介します。
1:浪費家ではないか
交際中とは打って変わって、結婚して生計をともにするとなるとお金のことで揉めやすくなります。
- 「お小遣いが足りない」
- 「貯金ができない」
- 「生活費が足りない」
など、夫婦間の“金銭トラブル”はよく聞く話です。
あなたがデートしている相手に次の傾向があれば要注意でしょう。
(1)洋服のブランドのこだわりがある
公務員のAさんは、結婚相手の浪費癖が原因となり離婚を決意した1人です。
「付き合っているときは、洋服のタグまで見ることはなかったからブランドの服だと気づかなくて……。
結婚して洗濯をするようになってブランド物の洋服ばかりだと気づきました」
共働きのため、
- 家賃は彼
- 食費と生活雑貨はAさんが支払い
- お互いの財布はお互いが管理する
というシステムだったというAさん。
いざ、マンションを買おうかという話になったとき、相手の貯金がほぼゼロで驚愕したそう!
「そんなにおしゃれだとも思っていなかったので(笑)
毎月のお給料の大半を洋服に使っていると知ったときから、関係がギスギスしていきました」
とのこと。
いつも違う洋服を着ていたり、ブランドのこだわりがあったりする場合、結婚後もなかなかお金の使い方を変えられないようです。
(2)ギャンブルが趣味
「止める、止める」といってもなかなか止められないのがギャンブル。
彼の家にパチンコの景品と思われるお菓子や、競馬新聞などは置いてありませんか?
主婦のBさんは離婚こそしていないものの、夫のギャンブル依存に頭を悩ませています。
「ちょっと空き時間があると、パチンコに行くんです。週末も競馬に夢中。
お小遣いの中でやり繰りしてくれればいいけれど、お小遣いがなくなるとせびられて。
それに、ギャンブルという“用事”で家族サービスしてくれなかったり、負けると機嫌が悪くなったりするのは本当に勘弁してほしい!
イライラして離婚の2文字がチラつきます」
単に金銭的なマイナスだけでなく、家族で楽しく過ごす時間も奪ってしまいがちなギャンブル。
趣味がなくギャンブルに依存気味の彼は、人にお金を借りたり、消費者金融のお世話になったりする恐れもあるので危険です!
(3)借金がある
すでに借金がある場合、結婚後も苦労してしまうかもしれません。
結婚式、引っ越し、出産、子育てなど、結婚が決まってからは何かと出費が続きます。
消費者金融で借りた経験がある人は、また借り手は返して……を繰り返す恐れが。
消費者金融や過払い金のCMが頻繁に流れていることからもわかるように、意外と借金をしている人は少なくないよう。
「交際中は全く知らなかったけれど、結婚してみたら借金があることが判明したんです!
最初は“これを返せば終わり!”と思ってがんばっていましたが、元夫がお小遣い欲しさにまたお金を借りちゃって。
車もローンで買っていたし、もうやっていけないと思いました」
と、パート従業員のCさん。
大して浪費家に見えなくても、どこかに借金をしていたり、リボ払いにしていたりする場合があります。
結婚前に確かめるのは難しいですが、消費者金融やリボ払いの話を振ってみて、やたら喋りだしたり挙動不審になったりしないか反応を見てみるとよいでしょう。
2:同居の可能性
夫の両親との同居も、離婚のきっかけになりがち。
核家族世帯が多い中、夫が長男だったり夫の実家の近くに住んでいたりすると、新婚のときから義理の両親と同居になることも多いようです。
主婦のDさんは、
「夫に“親と同居したい”と言われて迷いましたが、義理の両親も感じのいい人だしOKしました。
でも、いざ一緒に住んでみると、家事のやり方の違いから料理の好み、干渉具合までストレスになることが多かったです。
新婚なのに、夫の両親に気を遣わなければいけないのも疲れて。
子どもができてからは、面倒を見てもらえるので助かったけれど、逆に子どもへの対応の仕方にイラつくこともありました。
ストレスMAXになったときは離婚も考えたけれど、今は夫の実家を出て円満にやっています」
とのこと。
自分の親とは違い、不満があっても義理の両親には本音を言いづらいもの。
夫に「なんとか言ってよ」とお願いしたところで、彼も板挟みになって苦しみます。
また、一度夫の両親と同居となると、外に出るのも一苦労です。
同居の打診があったときは自分の性格や彼の性格を踏まえて、同居してうまくいくか熟考してから返事をしなければいけません。
経済的理由や彼の両親の健康状態などにより、同居がやむを得ないこともあるでしょう。
同居の可能性はあるのか、同居するとしたらいつ頃なのか、同居問題が差し迫ってない結婚前に話しておくとよいです。
3:キレやすくないか
「基本的には優しい人なのですが、キレやすいというか、怒ると怖いんです。
結婚前に、彼の家のゲームのコントローラーが壊れていて、ガムテープで直してあるのを発見したのですが、“ゲームにムカついて投げて壊した”と言っていました。
それも、コントローラーは数台目だったみたい。
結婚して半年くらい経つと、彼のキレやすさが目立つようになってきて、物を投げたり家具を壊したり……。
最終的には私に暴力を振るうようになったので、離婚に踏み切りました」
そう語るのは、会社員のEさん。
最終的にはDVを受けて、離婚という結果に……
Eさんは早めに離婚を決断できましたが、DVを受けた女性の多くが「優しい面もある」と別れられないと聞きます。
もし彼の部屋の物や家具が壊れていたら、ちょっと様子を見た方がいいかも……
4:話し合いできるタイプ or 翌朝には雰囲気をリセットするタイプ
あなたは彼と揉めた時に、
- しっかり話し合って解決したいタイプですか?
- それとも、嫌な雰囲気をいち早く断ち切りたいタイプですか?
喧嘩したときの解決法の不一致は、円満な結婚生活を脅かします。
病院勤務のFさんも、この価値観の違いにイラ立っているそう。
「いつも揉めると、彼はその場しのぎの返事や謝罪をしてくるんです。
私は今後同じことで喧嘩にならないように、お互いの妥協点を見つけて、これからはどうしていくのか決めたいんですけど、彼はすぐケロッとしてうまく話し合えません。
険悪な雰囲気が苦手なのはわかりますが、いつも同じことで喧嘩しているので嫌気がさしてきます」
とのこと。
結婚前に彼がどちらのタイプなのか、もしくは自分が彼に合わせられるか、よく確認するとよいでしょう。
5:男尊女卑ではないか
働く女性が増えている時代。
それでも、
- 「結婚後は家に入ってほしい」
- 「家のことをしっかりやってくれるなら、働いてもいいよ」
なんて言う男性もいるようです。
パート従業員のGさんは、本当は職場復帰したかったけれどパート勤務に変えたとか……
夫は、
「基本的に男尊女卑というか、女が家のことをやるものという価値観で。
家事を分担するという考えは全くないみたい。
職場に戻りたいことを伝えると、“好きなようにすればいいよ。でも家事できるの?”」
と一言。
「これはフルタイムで働いたら自分がしんどくなるだけだと思い、今はパート勤務です。
そしたら、
- 所詮パートなんだから、もっと家をキレイにできないの?
- 俺が稼いできてるんだから、休日くらいゆっくりさせてくれ
という始末。
離婚したいなと思うこともしばしばです。
と話してくれました。
働きたいのに働けない、夫が家事や育児に全く協力してくれないなど、「女なんだから……」、「妻なんだから……」と言われる毎日は辛いもの。
結婚後も自分らしくいられるように、彼の価値観を確かめておきましょう。
幸せになれるはずの結婚。
でも、離婚経験者や不満が募っている妻たちの声を聴くと、婚姻届けを出す前に見極めるべきポイントが見えてきました。
気になる男性ができたら、よくチェックしてみてくださいね。
この人ちょっと違うかも?と思ったら早めに新しい恋人探しを始めましょう!