190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第8話『人生を救え!』
ラブワゴン運転手ミョーさんが「日本人に見てもらいたいものがある」ということで、日本人医師『吉岡秀人先生』が運営する病院へとやってきたラブワゴンメンバー。
吉岡秀人先生が運営するワッチェ慈善病因は、ミャンマー中の貧しい子どもたちのための病院で、治療費、手術費、交通費がすべて無料。
もちろん、吉岡秀人先生の給料もゼロ。
費用はすべて寄付とボランティアで賄っており、吉岡先生は日本での講演と執筆活動で生計を立てているとのこと。
医者という稼げる資格を持っているのに、無料で年間2000もの手術を行う吉岡秀人先生はまさに「善人」です。
しかし、吉岡先生は言います。
人のためにやっているわけではない、全部自分のためだ、と。
吉岡先生の言葉によって心を動かされたラブワゴンメンバー。
この吉岡先生との出会いによって、メンバーの恋が動き出します。
目次
ハト胸に告白することを決意したゆめちん
吉岡先生の言葉に心を動かされたゆめちんはハト胸に告白することを決意します。
「先生の言葉1つ1つに全部納得して。
なんか今まで悩んどったのがふっと軽くなった。
(自分は)変えれるんやなって。」
「(告白を決意したのは)吉岡先生の話が一番大きかったかなあ。
先生の話を聞いて絶対した方がいいって思った」
と、ゆめちんは人生で初めての告白に挑みます。
ゆめちんは吉岡先生の言葉に動かされた
吉岡先生は、人生、そして恋愛について持論を述べられていました。
ぜひ、吉岡先生の話は直接番組で聞いて欲しいのですが、人生論を要約すると
- 人は自分のためだけに生きられる、自分のためじゃないことは続かない。
- 幸せの基準は、結果ではなく経過。ベストを尽くすことができたか。
- みんな自分の人生がもっと豊かになるように生きたらいい。一生懸命生きてたらそこに辿り着く。
とのこと。
この人生論を聞いて、ラブワゴンメンバーは改めて自分自身を見つめ直します。
また、その後に吉岡先生が語られた「恋愛論」によって、ゆめちんは告白を決意するまでに至りました。
- 自分のことを大切にできるマックスが他人を大切にできるマックス
- 人に喜びを与えたいって思うなら、まず自分が自分のことを好きにならないといけない。
- 自分のことを好きになったら、同じくらい他人を大切にする。この繰り返し。
- 自分のことを本当に好きな人にだけ幸せは訪れる。
- あらゆるものは時間が形を変えたもの
- この時間を後悔なく、いかに大切に生きるかが大事。
- 時間を大切に生きるためには、行動し続けるしかない。
- 本質的な失敗っていうのは行動をしないこと。
- 好きな人ができて告白してフラれるのは良い。
- フラれなかったら人生は動かない。
- フラれたら次に進んでいける。
玉砕覚悟の告白には意味がある
吉岡秀人先生の言うように、玉砕覚悟の告白には意味があります。
特にあいのりのように、告白してフラれたら日本に帰国という条件付きなら、玉砕して日本に帰って新たな恋を始めるキッカケとなり得ます。
あいのりほど大がかりなものじゃなくとも、卒業式の日や職場を辞める日に好きな人に告白したり、不毛な恋を終わらすための玉砕覚悟の告白なら意味があります。
告白をすることによって、自分の気持ちに踏ん切りがつき、次に進もうという気になれるからです。
- 今後頑張っても絶対にOKされるはずがない
- 次に進むためにする告白だ
- フラれたら諦める覚悟がある
というのなら、玉砕覚悟の告白には大きな意味がありますし、大事なことです。
でも本気で振り向かせたいのなら勝算のない告白はNG!
しかし、相手を振り向かせたいと本気で思っているのなら、勝算のない告白は、やはりすべきではありません。
吉岡先生の言葉を聞いてゆめちんのように
「好きな人に告白しないのはダメだ」
「フラれてもいいから自分の気持ちを伝えよう」
「自分の気持ちを伝えないと後悔する」
と、告白の決意を固めた人もいるかも知れませんが、ちょっと待ってください!
先ほどお伝えした通り、玉砕覚悟の告白には意味があります。
しかし、それは「告白をしたら幸せになれる」という意味ではありません。
告白をすれば次に進んでいける、というだけです。
どんなに頑張っても振り向いてくれない人に対して玉砕覚悟の告白をして、次に進む決意をするのは良いことです。
ですが、振り向かせるための努力も中途半端なまま、「ワンチャンOKもらえたら嬉しいな」という気持ちでする告白は「逃げ」です。
自分の気持ちがバレてしまった場合、かなり上手く振る舞わない限り、相手を振り向かすことが難しくなり、それこそ時間のムダとなります。
実際、吉岡先生は、人生論を野球に例えて
「たとえば、一流のアスリートが絶対打てない球もあるわけや。
でもそれでも打たなあかんわけ。
バッターボックス立った限りは。
でもな、ヒットになるとかホームランになるとか三振するとか結果の問題やねん。
興味はそこにないねん。
僕がベストのものをその中でできたかどうか。
最高のスイングができたかどうかや。
ここだけなんよ。
僕にとって幸せかどうかの基準は。
だからみんなそういう風に生きたらええねん。
自分の人生が最も豊かになるように。
みんなもそうなっていくよ、やがて。
一生懸命生きてたらなるねん、みんな。
みんなやがて最後にどっかにたどり着く。」
と語っています。
この例えを借りるなら、「最高のスイング」をするためには、「最高の努力」が必要となります。
ただ、バッターボックスに立ってスイングすれば良いというわけではありません。
恋愛で言えば、とりあえず好きな人に告白すれば良いというわけではありません。
好きな相手と一緒にいられる限られた時間の中で、相手を振り向かすための最大限の努力をし、自分の考え得るやれる限りのことをやった上で告白をする。
これこそが本当の意味で後悔のない恋愛ではないでしょうか?
これを繰り返していけば、
「ここはダメだった」
「これが良くなかった」
と、反省点が見つかりいずれは自分の求める最高の恋愛に辿り着くはずです。
あいのりAJ8話を見て、「自分も告白しなきゃ!」という気持ちになってしまった人は、自分のしようとしている告白が
- 本当に意味のある玉砕覚悟の告白なのか?
- 告白した場合の勝算があるのか?
- 相手を振り向かせるためにやれるだけのことはやったのか?
をしっかりと考えてみてくださいね。
ゆめちんの告白は時期尚早かも
今回、告白を決意したゆめちんですが、正直時期尚早かな?と感じます。
現状、ハト胸はどちらかというとアスカに気持ちが傾いているのはゆめちんもわかっていることですし、ハト胸も吉岡先生の言葉を聞いているということもポイントとなります。
ハト胸は、アスカとゆめちん、どちらも気になっていました。
なので、少し前ならもしかしたらゆめちんに告白された場合、本当に大好きじゃなくとも、「OK」した可能性はあります。
ただ、ハト胸も吉岡先生の言葉を聞いて、「後悔のない恋愛をしたい」と思っているはずです。
そうなると、「本当に好きな相手」からでないと、告白をOKすることはないと思います。
もう少しハト胸と一緒いて、ハト胸の気持ちを自分に向ける努力をしてから告白した方が勝算は高くなります。
といっても、ゆめちんはハト胸に告白することを決意しました。
また、今回の第8話で、どんな決意かわかりませんが、ハト胸自身も何か心を決めたような話がありました。
ハト胸の気持ちが、「好みのアスカ」から「一緒にいて楽しいゆめちん」に動いていることを願うばかりです。
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