190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第15話「心に巣食う恐怖」
合流初日からかすがに一目ぼれをしたシャイボーイ。
不思議な魅力を持つシャイボーイに心惹かれるかすが。
そんな良い雰囲気だった二人の間に割って入るトム。
かすがは、タイプがまったく違う二人の男性の間で揺れ動きます。
話していてドキドキするシャイボーイと、喋りやすいトム。
どちらを選ぶほうが幸せになれるのかについて考察していきます。
シャイボーイとトムの間で揺れ動くかすが
トムの合流初日から、元カレに似ていて母性本能がくすぐられると大興奮だったかすが。
以前は、シャイボーイとよく行動を共にしていましたが、トムが合流してからはトムと過ごす時間が多くなっていきます。
タイでもっとも美しいと言われる滝へとやってきたメンバーたち。
水着に着替え、水遊びをすることにしますが、そこにいたのは超巨大なドクターフィッシュ(角質を食べてくれる魚)!
大きいうえに大量にいるドクターフィッシュにしり込みをする女性メンバーたち。
シャイボーイは、「えー、こっから入るのヤダー」「ヤダ、ヤダ、ヤダ、ヤダ」と、ヤダを連発するかにゃに付きっ切りに。
その隙に、トムとかすがは手をつないで滝つぼのほうへ泳いでいってしまいます。
しかし、今まではトムとかすがのことを横目で見ているだけだったシャイボーイは今回行動に出ます。
みんなが水辺から上がったあと、かすがを誘い出します。
かすが「ひさしぶりやね、シャイ。そんなことない?」
シャイボーイ「久しぶりよ。ずっと喋りたかった」
かすが「ほう」
シャイボーイ「(ベンチに)ゴロンとできるよ」
かすが「うわ!いいやん!わーあ!めっちゃ綺麗」
シャイボーイ「最近ホントに目が合わないと思って」
かすが「そうかな?」
シャイボーイ「横見ると近い」
かすが「アハハ」
シャイボーイ「アッハハハハハハ!意地でも目合してくれないや」
かすが「目力がスゴイねん。ほら」
と、ちょっと重い発言をしますが、なんだかんだ良い雰囲気の二人。
しかし、しばらくするとかすがが、
かすが「まだちょっと時間あるかな?」
シャイボーイ「ねえ」
かすが「ちょっと行きたいとこあるんですけど、行ってきてもいいですか?」
シャイボーイ「あー、どうぞ」
かすが「うふふ」
と、シャイボーイのもとを離れ、どこかへ行ってしまいます。
かすがが向かったのはなんとトムのところ!
かすが「おひとりですか?」
トム「え、マジ?よかったあ。めっちゃさぁー、ひとりで心細かったぁ」
かすが「よしよし」
トム「どうしたらいいんだろうっと思って」
かすが「なにしてたん?」
トム「かすが探してた」
かすが「ここにいるよ」
トム「ははは」
かすが「ははは」
と、シャイボーイと一緒にいるとき以上に仲睦まじい雰囲気を出す二人。
一見、かすがはトムを好きなように見えますが、まだかすがはどちらのことが好きなのか自分でもわかっていません。
「トムは結構喋りやすいというかどうにかしてあげたいなとか。
自分のできることないかなって思ったんですよ。
シャイボーイは緊張するんですよ。喋ってると。
それが気になる存在やからっていうのがもちろんあると思うんですけど…だから悩んでいるんですよ。」
今回の場合は一概には言えない!
ドキドキする男性と、話しやすい男性。
付き合うことを考えた場合、基本的には「話しやすい男性」が良いとされています。
話しやすいということは、それだけ会話の相性が良く、一緒にいて気疲れしないで済むからです。
特に、年齢的に結婚まで考えるとなると、ドキドキする男性より話しやすい男性を選んだ方が良いです。
ただ、今回のかすがの場合は一概には言えません。
かすががトムを気になるのは、「自分が見切りをつけた元カレに似ているから」です。
逆に言えば、このまま話しやすいトムを選んでしまった場合、前の元カレと同じく自分が尽くす一方の関係になってしまう可能性もあります。
もちろん、元カレとトムが似ているといっても別人ですし、元カレに似ているからといってトムを選んではいけないわけでもありません。
かすがは、冷静にシャイボーイとトムを見極め、二人を比べる必要があると言えます。
ここで、シャイボーイとトムのそれぞれの良さについてまとめてみましょう。
シャイボーイは男らしい
シャイボーイは彼女いない歴28年で、少し変わった言動を目立ちますが根は男らしい部分のある男性です。
恋のライバルのトムがあらわれたときも
「かなり優しい感じがトムからしますので自分が男らしさを出せば際立つんじゃないかと思って。
利用していこうと思います」
と、まったくシャイではありませんが、堂々と自分自身を出して行こうとしています。
今回、かすががシャイボーイから離れてトムのところに行ってしまったのを目撃した時も、日記で
「かすがはトムのところへ去っていった。
引き止めたかったが、そんなことができる立場でもなく、ただただ立ち尽くすのみだった。
嗚呼、でも全力で頑張らなければ。」
と、トムに惹かれているであろうかすがを諦めるのではなく、精一杯頑張ろうと決意を新たにしていました。
28年間彼女がいなかったり、Youtubeでラジオをあげ続けても再生回数が6回だったり(今はあいのりの効果で再生回数があがっています)と、自分に自信をなくしてしまいそうな場面を多く経験してきたであろうシャイボーイですが、そこで心を折られることなく、全力で頑張っている姿にはまさに男らしさが溢れています。
かすがも、シャイボーイの不思議な魅力と純粋さに惹かれています。
トムは甘えたで母性本能をくすぐる
一方でトムは、今回のかすがへの甘え方を見てもわかる通り、女性に
「この子はわたしがいないとダメだな」
と思わせるのがうまい、まさに母性本能をくすぐる男性です。
甘えたな男性を嫌いな女性もいますが、好きな女性はそれこそ男らしい男性よりも断然好きということも多いので、かわいいタイプの男性が好きな女性にとってはそれこそ魅力的な男性です。
トムはパティシエ見習いで、現状は年収は多くないかもしれませんが社長令嬢の婚約者がいるくらいなので、実家はお金持ちかもしれません。
自分がどんな人生を歩みたいのかを考えるべし!
今回の場合、どちらを選ぶのが正解ということはありません。
シャイボーイは男らしさがありますが、年収はまったく安定していないでしょう。
しかし、今のところどんな逆境でも立ち向かっていくような強さを見て取れます。
かすがのような男性を可愛がりたいという女性でも、本心では男性に守ってもらいたいと思っていることもあります。
今までの男性とは違うタイプの人と付き合いたいのであればシャイボーイのほうが適任です。
一方、トムは男らしさはありませんが、元カレと違いお金の心配はしなくて済むかもしれません。
しかし、結局のところお金だけの問題ではなく、身の回りの世話といったことをかすがが尽くすことになってしまう可能性もあります。
ですが、もし、かすがが尽くすこと自体はまったく苦ではなく元カレのことはただただ金銭的な問題だったというのであれば、トムと一緒になるのが最善だと言えるでしょう。
見た目や雰囲気も好みで、尽くすことが楽しく、心配ごとが何もないとなれば嫌な部分は一つもありません。
基本的には、ドキドキする男性より話しやすい男性を選ぶべきと言われますが、状況や自分自身の性格によって自分にとっての正解は変わります。
もし、二人の間でどちらを選ぶべきかを悩んでいる人は、今一度「自分がどんな人生を歩みたいのか」「どんな結婚生活を送りたいのか」を見つめなおし、自分にとっての正解を導き出してくださいね。
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