190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第10話『灯と共に空へ』
ゆめちんに代わり、かすがが合流したラブワゴン。
7話あたりから裕ちゃんの鈍さにアスカが愛想を尽かしているので、でっぱりんにチャンスが巡ってきている状態です!
しかし、でっぱりんのアピールむなしくどうしても恋愛モードになれない裕ちゃん。
今回は、裕ちゃんのように恋愛ができない状態になってしまっている人が、恋をするために大切なことについて解説していきます。
目次
でっぱりんの思いに気づかない裕ちゃん
アスカは、裕ちゃんの鈍感さに呆れており、裕ちゃんへのアプローチの手を止めています。
しかし、でっぱりんは裕ちゃんの鈍さに呆れつつも、まだまだアプローチの手を緩めません。
台湾のレトロで情緒のある街を散策するラブワゴンメンバー。
でっぱりんが裕ちゃんを誘い出し色んな屋台を物色している途中で、その土地名物の催し『ランタン』を見つけます。
願いをこめた大きなランタンを夜空に放つというとても幻想的な祭り。
でっぱりんと裕ちゃんも恋愛成就に効果があるといわれているピンクのランタンにそれぞれ願いごとを書きます。
しかし!
でっぱりんは『好きな人に思いが伝わりますように』
と書いたのに対し、裕ちゃんはデカデカと『夢は叶う』と恋愛とはまったく関係のない宣言を書き込みます。
これに対し、でっぱりんは何とも言えない表情を浮かべ
「ちょっとまって、え?えっ へへ?裕ちゃん…」
と苦笑いです。
ここまで頑張ってアプローチしてきたでっぱりんもついに
「なんで気づいてくれないんだろうっていう。どんだけアピールしても全然気づいてくれなくて…。悲しい気持ちです。」
と弱音を吐いていました。
恋愛できないロボ裕ちゃんは孤独を抱えていた
そんなことがあったせいか、数日後のナイトマーケットで裕ちゃんは独りぼっちに。
裕ちゃんに思いを寄せいたアスカはハト胸と、でっぱりんはウェディングとそれぞれナイトマーケットに行ってしまい、裕ちゃんは一人虚しくタイのナイトマーケットでお酒を飲んでいました。
いままで、恋愛できないロボだとしても、なんだかんだみんなの輪にいた裕ちゃん。
しかし、そんな裕ちゃんも実は孤独を抱えていたらしく、
「浮いてますよね、自分だけ。自信がないですね。
恋愛できてない自分ってなんか…ここにいて意味あんのかな。」
と弱音を吐いていました。
アプローチに気づけない理由
裕ちゃんは「恋愛できていない自分があいのりにいて意味があるのか」と考えていますが、アスカとでっぱりんは裕ちゃんを好きでした。
仮に、裕ちゃんがアスカやでっぱりんの好意に気づき、もっとデートを楽しんでいれば簡単に恋愛に参加することができたでしょう。
裕ちゃんが、
「好きって言ってもらえても好きになれない」
「アプローチされても違うなって思ってしまう」
というなら話は別ですが、いままでのあいのりを見ている限り裕ちゃんは、そもそも自分を好きになってくれる女性もいない、と思っているのだと思います。
これは、恋愛に対して自信がないからです。
たとえば、一回女性が自分から男性を指名して一緒に自由行動をする相手を選んだ時がありました。
その時、裕ちゃんはアスカとでっぱりん2人から指名されました。
普通に考えたらこの時点で「アスカとでっぱりんはもしかして俺のこと気になってるのかな?」と思っても不思議じゃありません。
また、アスカの
アスカ「今までとかもさ、言い寄られてきてもあんまり気づかないというかさ。そういうことあったんじゃないかなと思って。」
という言葉や、でっぱりんとの
裕ちゃん「でっぱりん的にはさ、その好きな人さ。
でっぱりんウェディング?」
でっぱりん「え?ウェディング?」
裕ちゃん「うん」
でっぱりん「え?わたしの好きな人?」
裕ちゃん「うん」
でっぱりん「え!全然違う!はぁ?えぐ」
裕ちゃん「え、えぐい?」
でっぱりん「えぐ!待って!」
裕ちゃん「えぐい?」
でっぱりん「えっ!あっははははは!」
裕ちゃん「え?」
といった会話の流れから、自分が好かれていることを勘付いても不思議ではありません。
それなのに、裕ちゃんが相手からのアプローチに気づけないのは、相手を楽しませられている自信がないからだと思います。
相手を楽しませられてないから、仮に一瞬好きになってくれていたとしても、結局ダメになっているんじゃないかという気持ちがあるのでしょう。
そういった自信のなさから、
- 自分を好いてくれる人はいない
- 恋愛ができない
と、自分の中で決めつけてしまっているのだと思います。
もう少し視野を広げなければ、裕ちゃんがでっぱりんの気持ちをちゃんと気づいてあげたり、裕ちゃん自身が恋に落ちるのは難しい状況だと言えます。
恋をしたい時こそ恋愛しようとしすぎない
そんな恋愛の仕方をまるっきり忘れている裕ちゃんが恋愛するために大切なのは「恋愛しようとしすぎないこと」です。
使い古された言葉ですが、恋はするものではなく、落ちるもの。
恋をしよう、恋愛しなきゃ、という気持ちを持ちすぎず、ただただ自然に思ったことを言い、友達として接していくことが大切です。
そうすることで、だんだん周りの女性の「良い部分」や「人として尊敬できる部分」が見えてきます。
恋愛はひとまず置いておいて、まずは普通に仲よくなる。
その中でちょっとしたイベントが起こるとそれこそ「恋に落ちる」ことができます。
裕ちゃんは、「あいのりは恋愛をするところだ」という気持ちが強くなりすぎてしまっているのだと思います。
だからこそ、「ごはんが今一番楽しい」「夢は叶う」といった半分逃げのような状態になってしまうのです。
恋愛をしなきゃ、という気持ちが強くなりすぎると、
- この人は自分の理想通りの人だろうか?
- この人の言葉に嘘はないだろうか?
- 本当に信頼できる人だろうか?
- なぜこの人は自分を好きだと言ってくれるんだろうか?
というような評論家のような目線になってしまい、心がガチガチな状態になってしまいます。
そうすると、心のすき間に入り込むような「キュン」という気持ちや「理由はわからないけど一緒にいて心地が良い」という感情を感じ取れなくなってしまいます。
こんなガチガチな気持ちじゃ恋愛はしにくいです。
なので、気持ちとしては「絶対に恋愛しなきゃ」「恋をはじめなきゃ」という気持ちよりも、「恋したいな」「恋できればいいな」ぐらいの軽い気持ちでいる方が結果的に、恋愛しやくなります。
裕ちゃんはもっと自然な状態でいるべき!
ずっと恋をしていない人は
- ちょっと優しくされただけで好きになる
- 好きと言う感情がわからなくなる
のどちらかに転ぶことが多く、裕ちゃんの場合は、好きという感情がわからなくなってしまっているのだと思います。
そんな裕ちゃんの場合は、もっと恋愛に対して自然体でいることが大切です。
今の裕ちゃんは、どうも「恋をしなきゃ」という気持ちが強くなりすぎてしまっているように思います。
そうなってしまうと、恋に「落ちる」ことが難しくなってしまいます。
裕ちゃんの場合は今後いかに気負うことなくあいのりの旅を続けていくことができるかがポイントとなりそうです。
今、裕ちゃんと同じく、恋愛ロボになってしまっている人は、一度「恋をしなきゃいけない」という思い込みを捨てましょう。
「恋できたらいいな」ぐらいの軽い気持ちで異性とのやり取りを楽しんでいる方が断然、恋愛しやすくなります。
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