見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
6TH WEEK『FIRST SNOWFALL』
2話の時点から安未をデートに誘っていた雄大。
そんな安未と雄大のデートが6話にしてやっと実現します。
しかし、結果的にデートは何とも微妙なことに。
デートが微妙な雰囲気になってしまったのは、やはり雄大の計画性のなさゆえです。
しかし、雄大のデートの誘い方からデート中の態度の中には「良いな」と感じる部分も確かにありました。
今回は、雄大のデートのOKポイントとNGポイントについて見て行きましょう。
不完全燃焼で終わってしまった雄大と安未のデート
前回、旧軽井沢にデートに行こうと小室安未さんを誘ったものの
「イルミネーションとか花火とか紅葉とかクソほど興味ない。遊園地行こうとかが良い。目的がはっきりして欲しい」
と、断られてしまった新井雄大さん。
小室安未さんの話を受けて、「アスレチック」に誘うことを決意します。
誘われた当初は、笑顔で嬉しそうにしていた小室安未さんですがデート当日の朝から
「(車の運転が)途中で無理!ってなったら帰ってくるのアリ?」
と、何とも乗り気ではない発言。
車の中でも、
安未「なんか暗くなったらマジで嫌だ。怖い」
雄大「あ、帰りってこと?」
安未「うん」
雄大「多分おそらく帰り暗くなるでしょう」
安未「何時?」
雄大「だって今から飯食って…」
安未「じゃあアスレチックやんなきゃいいんじゃない?」
雄大「え!?そもそもそこ?(笑)」
と、デートの目的自体を否定。
アスレチックに向かう途中で腹ごしらえのために入ったベーグル屋さんでは、
- アスレチックに行きたいレベル1
- アスレチックを見てみたいレベル3
と、アスレチックに対する期待が薄いことを示す返事。
(ちなみに、新井雄大さんは見てみたいレベル9。行きたいレベル7)
実際に、アスレチックについても、
安未「マジで誰もいないやん」
雄大「(笑)どうします?」
安未「とりあえず、今回はナシということで」
雄大「ナシという形で大丈夫でしょうか?」
安未「はい。ふふふ(笑)」
雄大「オッケー」
安未「楽しそう」
雄大「ん?」
安未「楽しそう」
雄大「いいじゃん、じゃあやる?」
安未「やんないよ」
と、結局アスレチックで遊ぶことなく帰ってきます。
この一連の流れを見てもらえればわかる通り、失敗とまでは言いませんが新井雄大さんと小室安未さんの初デートは盛り上がりにかける微妙なものとなってしまいました。
ここがNG!楽しいデートが実現できなかった理由
今回のデートが微妙な感じになってしまったのには4つの理由があります。
- アスレチックという場所選び
- 報連相が足りていない
- 代替案の用意すらない
- 雄大が偉そう
の4つです。
アスレチックという場所選び
まず、アスレチックという場所選びです。
新井雄大さんは、小室安未さんの「遊園地行こうとかが良い」という発言を曲解して、小室安未さんが「アスレチックに行きたい」と思い込んでいます。
実際、2人の会話の中で
安未「なんで草津にしたの?」
雄大「なんかアスレチックって言ってたから。なんか近くで遊園地とかアスレチック探してたの」
安未「安未アスレチックって言ったっけ?」
雄大「うん。あれ?言ってなかったっけ?」
安未「わかんない。」
というものがありました。
新井雄大さんとしては、
- 「遊園地」=「楽しいこと」=「アスレチック」
- アスレチックは、遊園地と同じで目的がハッキリしている
といった図式や考えが成り立っているのでしょうが、言わずもがな遊園地とアスレチックはまったくの別物です。
遊園地は行けば乗り物に乗っているだけで楽しめますが、アスレチックは自分が楽しもうと思わない限り楽しめません。
遊園地は大多数の女性が楽しめますが、アスレチックを楽しめるのはそれこそ今回のテラスハウスのメンバーで言えば、何でも楽しんでくれそうな佐藤つば冴さんぐらいでしょう。
みんなで遊びに行くというのならともかく、2人きりの初デートの場所としてアスレチックはそもそも論外です。
報連相が足りていない
また、新井雄大さんはデートにおける報告、連絡、相談が足りていません。
特に、小室安未さんのような「イルミネーションとか花火とか紅葉とかクソほど興味ない」と発言するくらい、自分の好きなこと以外楽しむ気がないというタイプの女性をデートに誘うのであれば、
- 場所はここでいいか?
- これぐらい時間がかかるけど大丈夫そうか?
- 何か食べたいものがあるか?
ぐらいの報連相は必須です。
新井雄大さんは、デート当日の朝に小室安未さんに「場所を知りたい」と言われてはじめて場所を教えたり、行くのにかかる時間を教えたりしていました。
また、デート当日の朝、小室安未さんはリビングに「服わかんないから着替えてない」と、寝間着のまま降りてきました。
こういったことからも、圧倒的に報連相が不足していることがわかります。
報連相が足りていないと、「ここに行くんだ!」というデート当日までのドキドキ感もありませんし、今回のように相手の好みとデート場所がかけ離れていた場合、デートそのものが楽しくない状況になってしまいます。
デートプランや相手を喜ばせる術に圧倒的な自信でもない限り、デート前の報連相は必須です。
代替案の用意すらない
小室安未さんがアスレチックに乗り気でないとわかった時点で、代替案を出せていればもっと楽しいデートになったはずです。
今回の場合、最初「アスレチックに行こう」と言われた時小室安未さんは嬉しそうに笑っていましたし、その時点で「アスレチックに興味がない」と言っていなかったので、アスレチックデートが楽しくなかったことに対して、一概に新井雄大さんの責任とは言えません。
ただ、実際のデートでも、
- 遊園地に行ってみたら入場制限がかかっていて入れなかった
- 臨時休業だった
- 満席で入れなかった
という不運に見舞われる可能性はあります。
そういった時のために代替案を用意しておくことも大切です。
また、今回の場合、代替案を用意していなかったとしても、「アスレチックに乗り気ではない」とわかった時点で、助手席で他に良さそうな場所がないか調べることもできました。
そういったちょっとした意識の差で、デートが成功するか失敗するかの命運が分かれるといっても過言ではありません。
「当初の目的を絶対に変えない!」という意識はデートが失敗する原因の1つなので、あらかじめ代替案を用意しておいたり、いざという時にはデートの目的を瞬時に変更する潔さと行動力が大切です。
雄大が偉そう
最後に、デートが微妙な雰囲気で終わってしまった最大の原因は新井雄大さんが偉そうなことです。
例えば、ベーグルを食べていた時の
「俺結構黙っちゃう派なんだよね。自分の舌と会話しちゃう。いつも」
という発言。
普段からギャグとして偉そうな発言をしている人ならアリですが、新井雄大さんの場合は自分を大きく見せたいというのが丸わかりです。
これには、小室安未さんも沈黙していました。
その他にも、
安未「服わかんないから着替えてない」
雄大「まさかの?どうする?」
という発言。ここは、
「あ、ちゃんと伝えてなかったから。ごめん。動きやすい服装が良いと思う」
と、低姿勢に自分の連絡のあまさを認めるべきです。
不安だという小室安未さんの運転について、
「全然いけんじゃん。運転わかりやすくない?」
これも偉そうです。ここは、
「普通にうまいじゃん!」
と素直に褒めるべきです。
こういったちょいちょい出てくる「偉そうな態度」がなければ、仮に代替案を用意しておらず何の目的も果たせないデートになってしまったとしても、それこそ「しょうがないな」と許してもらえたでしょう。
この偉そうな態度のせいで新井雄大さんと小室安未さんのデートは微妙なまま終わってしまったと言わざるを得ません。
これはOK!雄大の良かった点!
ですが、今回は今までの新井雄大さんと比べて「ちゃんと気が使えている!」と感じる部分もありました。
デートに誘う時に、
「22日とか23日とかあいてる?」
と、しっかり日付を指定して誘ったこと。
安未「途中で無理!ってなったら帰ってくるのアリ?」
雄大「Uターンみたいな?」
安未「うん。全然ありえるけど」
雄大「OK、OK。その辺も入れとくわ」
と、しっかりと小室安未さんの不安を受け止めたこと。
「運転ありがとうございました」
と、きちんとお礼を言っていたこと。
「どうする?初期の予定変更する?アリだよ、全然」
と、予定変更を視野に入れていたこと。
(代替案を出さなかったのはマイナスですが)
この辺りは、とても良かったです。
「当たりまえのことじゃない?」と思うかも知れませんが、この当たり前の積み重ねがデート成功の秘訣なのです。
最後のアレがなければ次のデートに繋げられたはず!
デート自体はとても微妙な感じで終わってしまいましたが、リベンジデートも不可能ではない状態だと感じました。
最後のゴタゴタさえなければですが。
なぜか家に帰った後、新井雄大さんが不機嫌な感じになり、それによって小室安未さんの機嫌も急降下してしまいました。
中村「至恩迎いに行きがてらスーパーに行くけど行く?って言ってて、なんか怒ってる感じだった」
雄大「そうっすか?」
中村「うん」
雄大「別に怒ってないです。全然」
中村「怒ってないの?」
雄大「はい」
安未「じゃあ何で行かなかったの?」
雄大「え、なんかその定員もあるしさ。車の」
安未「ないよ」
至恩「5人乗りだから乗れるっしょ」
安未「アスレチックしなかったからご飯作ろうよみたいになってて、からの買い出しで行かないし、みたいな感じです」
雄大「すみません、すみません」
安未「だからスミマセンじゃなくて、なんで?安未がなんかした?」
雄大「全然全然。本当にないよ」
安未「…」
雄大「なになに、ほんとにまじで大丈夫」
この会話から察するに、デートが不完全燃焼に終わったから、小室安未さんと2人きりで買い出しに行きたかったのに、中村貴之さんが間に入ったことで嫉妬したのかな?と思います。
終わりよければすべて良し、の言葉通りデートは最初よりも最後が肝心です。
今回デート自体も不完全燃焼だった上に、最後の最後で子どもっぽい態度を取ってしまったことから、今後、小室安未さんを振り向かすのは厳しくなってしまったかもしれません。
小室安未さんからすると、この最後のイザコザのせいで今日一日すべてが「楽しくなかった」という記憶に変わってしまった可能性が高いです。
この後、新井雄大さんが素直に「嫉妬した」と謝れば最悪な状況は逃れられるかもしれませんが、果たして新井雄大さんが素直に非を認めることができるのか?
今後の2人の動向に注目です。
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