二人とも結婚まで意識してたのに、悲しいわ…
もしかしたら、何か決定的な理由があったんじゃない?
恋人(彼氏/彼女)との交際が長くなると「親に恋人を紹介する」という機会があるかと思います。
思い切って自分の親に恋人を紹介したはいいけど、親が恋人を気に入ってくれず、「交際反対!」という結果を招いてしまったら…
そんな時、自分にできる行動は何でしょうか?
自分の親が恋人を気に入らない主な理由と対処法を見ていきましょう!
心当たりはないか、一つ一つ見ていってください!
まずは親に何がいけないのか聞く
まず最初にすべきことは、なぜ親は恋人を気に入らないと思ったのか、その理由を親に聞くことです。
理由が分からなければ対処のしようがありません。
自分の親ですから、気兼ねなくその理由を聞いてみましょう!
親に理由を聞くときに気をつけたいのが、感情的にならないことです。
自分の好きな相手を親に認めてもらえないのはとても辛いことですが、つい感情的になって口論にまで発展してしまったら逆効果です。
もしヒートアップしてしまう懸念がある場合、お互いに冷静に話し合いができる場を設けたほうが良いでしょう。
親が恋人を気に入らない理由から、対策を考える
はっきりとした理由が分かれば良いのですが、親はあなたに気を遣って明確な理由を教えてくれない場合もあります。
そういう場合は、親と恋人が会ったときの状況を思い出してみましょう。
恋人は親にどんな態度で挨拶したのか、服装はどうだったか、礼儀作法に問題はなかったか…
また、あなたが普段親に伝えているイメージなども含めて、考えられる理由を推測してみてください。
当人たちに改善が必要な例と、はたまた親が理不尽な例があります。
考えられる理由は様々ありますが、以下に挙げたよくある理由から、当てはまりそうな項目があればそれに応じた対処法を取りましょう!
恋人の仕事と収入
結婚を意識した挨拶の場ではなかったとしても、親としては「もしかしたらこの人が子供の将来の結婚相手…?」と意識してしまいます。
その場合、どうしても親は、恋人の仕事や収入を気にしてしまいがち。
親が恋人の仕事や収入面に思うところがあり、あなたとの将来を心配して交際を反対するというパターンはかなり多いです。
特に娘を持つ父親は、「これじゃ、うちの娘を養っていけないのではないか?」と、娘の恋人の仕事の安定度や収入を重要視する傾向にあります。
また職業としては、水商売や就労時間が不安定なお仕事(夜勤等)、フリーターだと、特に親からの理解は得られにくいです。
対策:二人の覚悟を伝える
もし自分の親から、相手の職業や収入の面で嫌な顔をされてしまった場合は、ある程度は親を安心させてあげる必要が出てきます。
まともな親の場合、無理やり相手の仕事を変えさせたりということまでは望んでません。
本人たちから聞きたいのは、「本気で二人が将来のことについて考えているのか?」だったりします。
なので、二人の本気度を伝える為には、二人のそれ相応の覚悟を見せるべきです。
たとえば…
- 何かあったときのために、日頃から貯金を貯めておく
- 生活が苦しくても、共働きで支え合って生活していく等のプランを考えておく
- フリーターの場合、期間を定めて「何歳までに定職に就く」と決めておく
などです。
これらのような計画を立てることで、生半可な気持ちではなく、ちゃんと二人の将来を考えたうえで、覚悟を持ってお付き合いしているということが伝わります。
たとえ恋人の収入が低く、最初こそ親から納得がいかない目で見られていたとしても、実際に行動に移すことによって二人の覚悟が伝われば、親もきっとその姿勢を認めてくれます。
それが息子/娘の恋人の仕事なんかだったらなおさらね。
恋人に粗相(そそう)があった
恋人をあなたの自宅に招いたとき、恋人の礼儀や振る舞い、態度がひどかったのであれば、当然親からは嫌われるでしょう。
たとえば、
- 玄関で顔を合わせても無言、結局親側から挨拶した
- 親が許可していないのに勝手に家に入っていた
- 一緒に食事をした際に、食後、手伝いの一つもしようとしなかった
- 終始低いテンション、つまらなさそうな表情、あくびなど…
あくまで一部の例ですが、これらのように、挨拶にふさわしくない態度を取ってしまってはいませんでしたか?
礼儀やマナーはできて当たり前!
恋人の親への挨拶であれば、事前に注意点等を確認して、より一層気をつけるべきことです。
もしこのような場合、「なんて常識のない恋人だ!」と軽蔑されてしまった可能性はかなり高いです。
対策:振る舞いを見直す
言うまでもなく、一般的な常識やマナー、目上の人に対する礼儀や失礼のない振る舞いを勉強し直すしか挽回の方法はありません。
あなたから恋人にアドバイスをしてあげましょう。
ただ形式通りに挨拶すればいいというわけではなく、口先だけの感じがにじみ出てしまうと、むしろ心証が悪くなってしまいます。
“心から礼を尽くす”意識を持って挨拶するべきです。
ぎこちなくてもいいから、丁寧に話そうという意識を持たせてください!
恋人が心を入れ替えたならば、親にもう一度対面の場をお願いして、挽回のチャンスを図りましょう!
自分の親とはいえ、あなた自身も油断しちゃだめよ!
身なりがふさわしくなかった
親への紹介時、恋人の身なりがその場にふさわしくない身なりであったり、また不潔だったりした場合、当然、親は恋人に良い印象を持ちません。
「見た目が全てじゃない!」とかそういう話ではなく、その場において適切な服装を考えられなかったのは大きなマイナスポイントです。
- 彼氏の場合
ダメージジーンズやちゃらちゃらしたアクセサリーは、親の世代からしたら「だらしない」という印象にしか感じません。
また、髪の毛がボサボサであったり、脂ぎってるのもアウト!
ヒゲに関しても、いかに綺麗に整えられていようが、こういう場では剃ってくるのが当然と考える方もいます。
- 彼女の場合
彼氏の親に会ったとき、カラコン、つけまつげ、明るすぎるヘアカラー、ミニスカートのような露出が多い服装ではなかったですか?
これらのような派手な見た目だと、どんなに立派な人間であろうと、遊び好きで不純なイメージをもたれてしまいます。
その他、ケバい化粧やきつい香水も同様、上の世代の人からの印象は最悪です…
対策:身なりを見直す
身だしなみ一つで人となりを判断されてしまうので、恋人の身なりを見直しましょう。
ストレートに、「ウチの親、服装には厳しいから、ちょっと小綺麗な格好してもう一回顔見せに付き合って欲しい」と恋人にお願いしましょう。
「あの時の身なりはダメだってさ」のまま終わらせると、親から恋人へのイメージはずっと悪いままなので、早いうちにもう一度顔見せに行ったほうが良いです。
落ち込んでる暇はないからね!
子離れできていない
精神的/経済的に、親が子供から離れられない場合もあります。
実家住みの方に多いパターンです。
「この先子供が結婚することで、自分の元から離れていくのではないか…」という危機感から、交際を反対することがあります。
特に母×娘、母×息子のパターンが多く、過干渉/過保護であればあるほど、その依存度は高くなります。
その場合、あなたがどんなに素敵な恋人を連れてこようが、あらを探して反対される恐れがあるので、あなた自身が対策を講じる必要があります。
対策:あなた自身が親離れする
あなた自身が、親から物理的にも心理的にも距離を置くしか方法はありません。
親とべったり気味だった人は、自分ひとりで何でも解決できるよう精神的な自立を図ってください。
実家に住んでいる人は一人暮らしを目指しましょう。
親自身、「自分の意見を押し付ければ何とか結婚を思いとどまってくれる」と思っているからこそ、反対するのです。
「自分はもう子供じゃない!」という意志を、はっきりと伝えることが大事です!
恋人がうんざりしてるかも…?
もし自分と親の関係に思い当たることがあったら…恋人に確認してみたほうがいいかも!
まずは自覚しないと始まらないからね!
恋人が年上/バツイチ/子持ち
恋人がかなり年上だった場合や、バツイチ、さらに子持ちの場合、親としてはどうしても子供のことが心配になってしまいます。
恐らく大抵の親は反対してしまうのではないでしょうか?
特にバツイチの場合、離婚を経験しているということで、「相手に何か欠点があるのではないか?」と勘ぐりがち。
さらに、相手が子持ちだった場合はなおのことです。
他人の子供を育てるわけなので、子育ての大変さを知っている親からすれば、どうしても理解が及ばないことかもしれません。
対策:真剣さを伝える
前提として、親は我が子(あなた)のことが心配だから反対するわけです。
なので、まずは親が不安や心配になってしまう気持ちを理解した上で、じっくりと親と話し合い、時間がかかってでも、根気強く丁寧な説得を続けましょう。
「恋人はかけがえのない存在である」ということ、「これから起こるすべてのことに対して、覚悟を持って付き合っていく」という真剣さを、あなたと恋人の口からしっかりと親に伝えましょう!
親の不安を払拭しなければいけないので、当人二人が協力して、真剣であることをしっかりとアピールしましょう!
また先程の項目でもあったように、明確な将来のビジョンを提示すると、より親を安心させることができるかもしれませんね!
だったら、時間をかけてでも、確実に恋人のことを親に理解してもらう必要があるわ!
親の感覚的な直感
なぜかはわかりませんが、親が我が子の恋人に違和感を抱くことがあります。
我が子を不安に思っての考え過ぎの場合がほとんどですが、稀に「実は子持ちだった」「とんでもない裏の顔があった」などの鋭い直感が当たる時があるので、信じるか信じないかは別として、心に留めておくに越したことはないかもしれません。
対策:恋人を探る
思い過ごしであるに越したことはありませんが、もしあなた自身も何か引っかかるのであれば、恋人周辺を探ってみたほうがいいかもしれません…
でも、それで後々になって後悔しちゃっても遅いわ。
後ろめたさはあるかもしれないけど、自分でも何か違和感を感じるんであれば、コソッと恋人の周辺を調べてみたほうがいいかも…
家柄や育った環境
家柄が釣り合わない、恋人の親の仕事、恋人の育った家庭環境(片親、もしくは問題のある親)…
これらのような、理不尽とも言えるどうしようもない理由で反対する親も多いです。
この場合、いわゆる“毒親”と言われる人間が大半です。
あなたの親にこのような節が見られれば、要注意です!
対策:縁を切る/駆け落ち
恋人の家柄や育った環境、恋人のご両親のお仕事への言及…
こういった図々しさや、必要以上に体裁を気にするといった考え方は、親の年齢も年齢なので、いまさら矯正するのは難しいです。
あまりにひどい場合、罵詈雑言、中傷等を平気で口にします。
このような親の場合、結婚後の良好な関係はまず望めないと断言できるので、たとえ実親であっても、自ら縁を切る人も多くいます。
よくあるのが“駆け落ち”。
ドラマ等でよく聞く方法ではありますが、あまりに親がひどい場合は、これが現実的な手段になります。
少なくとも自分の親がこのような毒親だった場合、恋人のためにも、距離を置くことは絶対と言えるわ!
対策:恋人の親に問題がある場合…恋人がその環境から脱する
あなたの親ではなく、恋人の親がややこしい問題を抱えている場合(莫大な借金、毒親、非常識極まりない等)…
たとえあなたの恋人がいかに素晴らしい人であろうと、その人の親(もしくは家庭)が抱える問題があなたを巻き込まないか、親心としては見過ごせません。
こればっかりは恋人に対処してもらうほかないので、現在の家族との状況を共有しあって、どのようにその問題、もしくは環境から脱するかを決めておきましょう。
親が素直になれていない
親としては、立派に育て上げた我が子の幸せを願ってはいますが、どうしても素直には認められない方も多いです。
心の中では認めているものの、気恥ずかしさからそれを態度に出せないから反対する…という親ならではの葛藤を抱えていることも考えられます。
特に、娘の父親だとこのパターンが多いです。
対策:何度か通う
もし結婚を考えているのであれば、機を見て定期的に顔見せすることをオススメします。
恋人としてはいささか行きづらいかと思いますが、軽いお食事程度でいいので、何度か一緒に通ってくれるようにあなたから頼んでみましょう。
ここで親と恋人との距離を近づけておくと、結婚の挨拶もスムーズに進むかと思います。
今後を見据えているのであれば、恋人とあなたの家族との関係を上手いこと取り持ってあげましょう。
大人としての決断を!
結婚は親の意志がなくともできますが、今後のことを考えると、やはり円満な関係を保ちたいのは当然です。
理由がはっきりしているのであれば、反対する親の気持ちも最低限汲みつつ、そのうえであなたたちがどう判断し、行動を起こすのか、最終的にどのような決断をくだすのかを自分たちでしっかりと考えましょう!
間違っても「親がこう言ってるし…」と、ただ親の言いなりになることはダメ!
恋人からも「自分のことを自分で決められないなんて…情けない…」と幻滅されてしまうので、一人の大人としての決断をしましょう!
恋人が親に挨拶する際に、「そんな細かいことしなくていいよ!ウチの親だからもっと気楽に!」って思うのもわかるけど、締めるところはしっかり締めるのが礼儀よ!
相手がたとえ自分の親であってもね!