見ず知らずの6人が、長野県の軽井沢で共同生活する様子をただただ記録した物語『テラスハウス OPENING NEW DOORS』
8THWEEK『A MAN WITH DIFFERENT VALUES』
治田みずきさんが、元カレと会って都合の良い関係になってしまっている中、新井雄大さんは元カノとヨリを戻そうと考えています。
しかし、新井雄大さんの言動は、元カノの気持ちを冷めさせる一方です。
元カノと都合の良い関係になれた「治田みずきさんの元カレ」と元カノに引かれてしまった「新井雄大さん」の2人を元に、元カノの気持ちを惹きつけるために大切なことを学んでいきましょう。
目次
最初の段階で元カノは気があった!
治田みずきさんも、新井雄大さんの元カノも、最初の段階で、元カレに対して気がありました。
治田みずきさんは、発言や第8話で身体の関係を持ってしまうことから元カレに未練があったのは明白ですし、新井雄大さんの元カノも、新井雄大さんに対して少なからず気はあったはずです。
そうでなければ、そもそも今度遊ぼうなんて話にはなりませんし、ましてやクリスマスイブに遊ぼうなんて話にはなりません。
それに、元カノが新井雄大さんに会った時の優し気な表情からも、新井雄大さんに対してまったく気がないわけではないと思います。
新井雄大さんは元カノと4年も付き合っていたそうですし、嫌いになったから別れたというわけではなく、新井雄大さんがテラスハウスに入居するから別れたそうなので、彼女からすれば勝手なやつだなと思いつつも、情もあるしなんだかんだ好きという可能性も高いです。
しかし、今回の第8話で結局、治田みずきさんの元カレは、元カノの気持ちを惹きつけホテルに行き、新井雄大さんは元カノに引かれるという結果で幕を閉じます。
この2人をもとに、元カノの気持ちを惹きつけるためにはどうするべきだったのか、また新井雄大さんのどこがいけなかったのかについて解説していきます。
治田みずきさんの元カレはじっくり距離間を見極めている
まず、治田みずきさんの元カレはじっくりと距離を詰めて行っています。
たとえば、
元カレ「久しぶりに会ったけど相変わらず綺麗だね」
みずき「いいって、そういうのは」
元カレ「そういうのは要らないんだ?」
みずき「そんなふざけたこと言わないでよ!」
元カレ「ふざけたことかな?」
と、女性が言われたら嬉しいであろうことをサラリと言ってのけます。
また、それに対して治田みずきさんがどんな表情、態度を取るかを見て、自分にどれくらい気持ちがあるのかを見極めているといっていいでしょう。
この時、治田みずきさんは、恥ずかしそうにしながらもとても嬉しそうな表情をしているので、元カレは「あ、まだ自分に気があるんだな」と確信したと思います。
その後、オシャレなカフェからモダンな雰囲気の居酒屋に場所をうつし、場が温まったところで
元カレ「たとえば今「キョウ イク?」と言ったらどういう意味?」
※治田みずきさんと元カレは韓国語で会話をしています。
みずき「どういうこと?」
元カレ「キョウ イク?」
みずき「「今日行く?」ってことね」
元カレ「前に友達が日本で女の子を口説くとき」
みずき「「今日行く?」って?」
元カレ「そう言えって言うんだよ。だから言ってみた」
みずき「どこによ」
元カレ「知らないけど…」
みずき「どこに行くのよ。そこ大事でしょうが!」
元カレ「ははは」
みずき「眠い…」
元カレ「眠いなら場所を変えようか」
と、治田みずきさんの気持ちを惹きつけ、ホテルに誘うことに成功します。
自分の気持ちを押し付けていない、スマートさ
治田みずきさんの元カレは傍から見ていると「絶対に身体目当てだろ!」と感じますが、自分の気持ちを無理やり押し付けたりはしていません。
楽しい時間を提供した上で、あくまで、
「みずきが良いならホテル行く?」
というような流れに持って行っています。
こうすることで、会った直後よりも女性の気持ちは上がりますし、強引じゃない分「自分が納得してホテルについていった」という感覚になるので、女性から恨まれる可能性は低いです。
全体を通してスマートな大人のやり方と言えます。
新井雄大さんはすぐに自分の希望を押し付けてしまっている
逆に、新井雄大さんは、元カノと会ってすぐに自分の希望を押し付けてしまっています。
久しぶり、とあいさつをしてすぐに
雄大「なんかさ、この前さ24日会おうって言ったじゃん。ちゃんとそれ誘おうと思って」
元カノ「うん」
雄大「24日、ちょっとデートしに行こう。場所は軽井沢でいいっすか?」
元カノ「うん…」
雄大「いい?これる?ほんとに?」
元カノ「車で?」
雄大「車で」
元カノ「わたしが運転するんでしょ?はやく免許取りなよ」
雄大「そうだね」
と、次のデート(しかも、彼女に負担のかかるデート)に誘います。
この日元カノと会ったのは、次のデートの約束を取り付けるためなのだと思いますが、場が温まっていない状態で、次のデートに誘うのはどう考えても変です。
元カノも「いや、まだ一緒にいて楽しいかもわからない状態で誘われても…」というのが本音でしょう。
自分の要望を押し付ける前に、「最近どう?」という感じでいいので元カノの近況を聞いてあげる気遣いをすべきでした。
また、その後も
雄大「今日俺に靴下はかしてくれる?」
元カノ「それ大人になってないじゃん。何言ってんの、ほんとに意味わかんないんだけど」
雄大「最近、靴下はくのが苦痛でさ」
元カノ「うん」
雄大「だから、(靴下を)履くたび思い出すよね。はかしてもらいてー!っつって」
元カノ「履かしてあげたことないじゃん」
雄大「え、あるでしょ。てかどうしたら大人になれるの?」
元カノ「ムリ」
雄大「ムリ、俺にはムリ?」
元カノ「うん」
雄大「じゃあ俺の面倒見てください」
元カノ「やだ、手に負えないし」
雄大「まあ、また会えるからいいけど」
元カノ「…」
雄大「あれ?おかしいな。いつもの俺のキメ顔きまんねーな。もう一回やる?」
元カノ「ううん。しつこい」
雄大「ごめんなさい」
と、元カノの気持ちを無視した発言の連発。
新井雄大さんからしたら、4年も付き合っていた彼女なんだからという謎の思い上がりがあるのだと思いますが、最初は新井雄大さんと会って少し嬉しそうな表情をしていた元カノも、徐々に冷めた目に変わって行きます。
友達にすら呆れられてしまう
新井雄大さんとしては、元カノとヨリを戻したいようですが、それを男友達に話したところ
雄大「いろいろ、報告したいことがありまして。俺的にはヨリを戻そうかなと思いまして。ちょっと心変わりをしまして」
友達1「しすぎだろ」
友達2「何回目?」
雄大「80%ぐらいでOKもしくは、もう少し考えさせてという答えをいただけると思うんですよ」
友達1「ムリ!」
雄大「ムリ?」
友達2「ゼロ!」
と言い切られてしまいます。
仮に、新井雄大さんが今回のカフェデートで、元カノの話をしっかりと聞き、楽しい時間を作り、24日のデートも成功させられれば元カノとヨリを戻すことも不可能ではなかったと思います。
ですが、新井雄大さんの今回の言動の悪さから、元カノがかなりのダメンズ好きでもない限りヨリを戻すのは難しいでしょう。
元カノの気持ちを惹きつけるためには焦らないことが大事
新井雄大さんはテラスハウスに入居し、小室安未さんにアタックするも空振りに終わり、自分を守ってくれる人がいないから、元カノとヨリを戻したいという気持ちになったのだと思いますが、全体を通して、新井雄大さんは焦りすぎです。
女性は徐々に男性に対してのテンションを上げていく人が多いので、女性を振り向かせたい、元カノの気を惹きたい、と思うのなら、焦らずじっくりと距離を詰めていくことが大切です。
治田みずきさんだって、もし最初から「ホテル行こう」と言われていたらついて行かなかったでしょう。
たとえ元カノであったとしても、女性を口説くときにはしっかりと時間をかける。
これを意識するだけで、元カノの気を惹ける可能性はかなり高くなります。
元カノと会う予定がある人や、元カノとヨリを戻したいと考えている男性は参考にしていただければと思います。
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