また新しい人見つけないと…ハァ
良い人と巡り合えるのは、果たしていつになることやら…
それじゃ時間かかって当然ね!
まぁでも、失礼って思っちゃう気持ちもわからなくもないから、今回は婚活においての同時進行について見ていきましょう!
婚活でよく耳にする“同時進行”というやり方。
複数の恋人候補者とお付き合いを並行して行い、最も自分との相性の良い人を見極めるという方法です。
複数の人と同時に交流していくことで、結婚相手を決める時間を短縮でき、他の人との比較ができるなどのメリットが多い反面、相手に知られてしまった時のデメリットも考えなくてはなりません。
婚活で同時進行するメリットとデメリットを見ていきましょう。
同時進行のメリット
婚活にて、複数の恋人候補と同時進行(並行)するメリットはコチラです。
比較ができる
一人の異性と集中してお付き合いすると、その人が全てとなってしまいます。
「これっておかしいのかな…?」と疑問に思うことが出てきても、他に比較する人がいないため、なんとなくなぁなぁのまま流してしまいがちです。
しかし並行して複数の人とやり取りしていれば、それぞれの個性を比べることができるので、自分と相性が合う人は誰かを判断しやすいというメリットがあります。
たとえば、一つの悩み事をAさん、Bさん、それぞれに打ち明けてみました。
Aさんは、じっくりと最後まで話を聞いてくれ、建設的な解決策を一緒に考えてくれました。
Bさんは「うん、うん」と話を聞いているようで実は上の空、いつの間にか自分語りが始まってしまいました…
この先、どちらの人と付き合えば幸せになれるのかは明らかですよね。
並行してやり取りしていたからこそ、この違いがはっきりとわかりました。
単独であればこの程度の違いは見抜けなかったかもしれません…
- 同じ質問をふったときどんな答えが返ってくるか?
- それぞれのデートではどのような一日を過ごせるか?
- ある事柄について話したとき、自分と価値観は近いか?
どの人が結婚相手としてふさわしいのか、将来どの人と一緒になれば幸せになれそうか、ということがはっきりと浮き彫りになります。
時間を短縮できる
婚活してすぐに理想の結婚相手に巡り会えるとは限りません。
出会いがあっても、そこからお付き合いがスタートして、自分と相性が合うかなどを見極めていかなければなりません。
実際に1人の人とやり取りをして3~4回デートをし、「この人に決めた!」や「この人とは合わないな…」と何となく見えてくるようになるまでは、通常2か月程かかるといわれています。
ここでお付き合いが決まれば良いのですが、もし「合わない」となれば、そのお相手とお別れして、また婚活パーティーに参加したり、婚活サイトで条件に合う人を探したり…新たな出会いをまた一から探さなければなりません。
婚活を始めるうえで、「何歳までには結婚したい」という具体的な目標を持っている人もいるかと思います。
しかし現実は予定通りにはいきません。
相手と巡り会ってから交流を重ね、お付き合いに発展していくまでの間というのは、時間をかけてじっくり…という感じですので、1年なんてあっという間に過ぎ去ってしまいます。
しかし、お付き合いに至るまでの間、複数の人と交流を重ねる(同時進行)ことで、自分に合ったパートナー探しの大幅な時間短縮が期待できます。
時間はみな平等に過ぎ去っていくものです。
1人だけに絞って交流している方、3人と並行して交流している方、この時間の差は単純計算すると3分の1です。
もちろん、「時間さえ短縮できればそれでいいか」というとそういう単純な問題ではありませんが、同じ期間に複数の人を知ることができるというのは、すぐにでも結婚したい人にとって貴重な時間を無駄にしない賢い選択とも言えます。
「ダメだったから次の人…またダメだったから次の人…」なんてやってるうちに、あっという間に半年経っちゃうのよね。
もう時間がかかってかかって…
まぁ言い方はちょっと悪いかもだけど、言うなれば一種のリスク回避のようなもんよ。
短期間で場数が踏める
異性の心理というのは、本を読めば理解できるかというとそうではありません。
やはり、実際に経験してみないとわからないことがたくさんあります。
並行して複数の人と食事やドライブなどの交流を重ねることで、短期間で恋愛スキルを上げることができます。
男性は“どう接したら女性は喜ぶか”や“うまいエスコートのしかた”などを、女性であれば“居心地のよい存在になるには男性にどのように接すれば良いのか”といった恋愛スキルを短期間で習得できるようになるでしょう。
またコミュニケーション能力の向上にも役立ちます。
自分のコミュニケーションが高まることで、以前は話しにくい異性のタイプとも難なく話せるようになり、自分と相性の合う人の幅が増えたという喜びも得られるかもしれません。
異性と話すのが苦手という人も、場数を踏むことで、緊張せずに自然と会話ができるようになるということもメリットのひとつです。
同時進行のデメリット
何かとメリットが多い婚活の同時進行ですが、ちょっとしたミスで相手にバレてしまうと、取り返しのつかないことになってしまいます。
婚活で複数の恋人候補と同時進行(並行)するデメリットも見てみましょう。
会話が混乱してしまう
並行して複数の人とやり取りをするわけなので、メール/ラインや、二人で喋った会話内容といった、誰と何を話したのかという内容で頭の中がゴチャゴチャになってしまうことが予想されます。
たとえばレストランを選ぶ際に「美味しいお店見つけたから、今度一緒にいきませんか?」とこちらからお相手を誘ったとします。
しかし「そのお店、先月行きましたよね」なんて事態になることもじゅうぶんにあり得ます。
そんな事態が続けば、当然、相手にとっては不愉快極まりないですよね。
またあなた自身も自然な会話がしにくくなり、うまくいくものもうまくいかなくなってしまいます。
並行して複数の人と交流をしていく場合は、「誰に何を話したのか」、「誰とどこへデートしたのか」などをノートにまとめておくと、頭が混乱せずにすみます。
ちょっとめんどくさいですが、同時進行するうえではある程度の気を遣わなければならないということも覚悟しておきましょう。
まぁでも、周到に越したことはないわね。
絶対に見られたくないな
罪悪感
短期間でより多くの異性を見極めることができる婚活の同時進行。
一般的な恋愛であれば許されませんが、本気で結婚相手を探している婚活の世界では、“一人の交際相手を決めるまでの間”という条件付きであれば、決して悪いことではありません。
しかし、「いくら一人に絞るまでの仮交際期間といえども、他の人と天秤にかけるなんて失礼なのではないか?」、「相手に対して誠実さに欠ける行動ではないか?」など、この同時進行に後ろめたさを感じてしまう人もいるようです。
性格が真面目で誠実であればあるほど、婚活の同時進行について疑問を感じてしまうでしょう。
そう感じている人は相手にも同時進行してほしくないと思っているはずです。
なんか失礼な感じがしちゃって…
でもアンタ達のそういう真面目なとこ、好きよ。
リスク
もし今自分と交流し合っている人が、自分の他にも並行して交流している人がいると知ったら、あなたはどう感じますか?
「まだ正式に交際しているわけじゃないから気にしない」と思えますか?
それとも「とても不愉快だ」と感じますか?
人は誰しも“自分だけを見ていてほしい”と思う気持ちがあるもの。
自分も他の人と比べられているのだと分かったら、複雑な気持ちになりますよね。
並行に婚活を行っている人を、結婚相手の候補として見たくないと思う人もいるかもしれません。
特に「連絡交換しているのはあなただけです」とか「結婚を前提に付き合ってください」とまで言っておきながら、並行して複数の人と交流していたことが相手にバレてしまった時は最悪でしょう。
人間としての誠実さに欠けると判断され、それっきりの関係になることは間違いありません。
同時進行の賛否
婚活における同時進行は賛否両論です。
「複数の人と天秤にかけるなんて私がされたら嫌」「交際に発展している前の段階だからそこまで気にならない」などといったさまざまな意見があります。
婚活を行っている人には、誠実で真面目なタイプの人も多いので、「同時進行してしまうと相手に申し訳ない」や「後ろめたさを感じてみんなにぎこちない態度をとってしまう」なんて悩んでいる人も実際に多いように感じます。
しかし、あまり堅苦しく考えないことです。
同時進行とはいっても、同時に何人もの人と恋人同士のような交際を続けるという意味ではありません。
ここでいう同時進行というのは、デートしたり、電話で連絡したりという恋人未満の交流のことなのですから。
婚活で同時進行をするかしないかは自由ですが、効率よく婚活をしたいのであれば、複数の人と並行して交流することのメリットは大きいと言えます。
昨今の多くの結婚相談所では、複数の異性と同時に交流していくことを薦めています。
メリットの項目でもお伝えしたとおり、同時期にいろいろなタイプの人とお付き合いをすることで、それぞれの人の個性や考え方、自分との相性を把握するのに効率が良いからです。
同時進行を行う上での3つのルール
もしあなたが、複数の人と並行して交流しながら本命を見極めたいと思うのであれば、必ず守ってほしいことがあります。
- 同時進行を相手に伝えない
- 嘘は決してつかない
- 本命が決まったら他の人との交流を断つ
この3つです。
同時進行を相手に伝えないこと
婚活ですから、よりよいお相手と結婚するために何人かの方と同時進行をする人が多いという現実は、何となく想像できることです。
だからといって「実はあなたの他にも交流している人がいます」とわざわざお相手にお伝えする必要はありません。
伝えられたお相手の気持ちを考えてみてください。
「本当のことを言ってくれて嬉しい」となんて思う方はまずいません。
お相手を不愉快な気持ちにさせないためにも、できるかぎり、同時進行をお相手に分からないよう配慮すべきです。
でも、言われて良い気はしないからね。
同時進行するなら、隠し通すことが賢明と言えるわ。
判断のさじ加減なんて人それぞれだから、安易な考えで口にはしないほうがいいわね。
嘘は決してつかないこと
なぜ婚活で同時進行をするかといえば、まだ一人に絞れていないからです。
それなのに「あなたのことを好きです」とか「結婚を前提として真面目にお付き合いさせてください」なんて発言はしないことです。
相手は正式なお付き合いをしていると勘違いしてしまいます。
あなたはそのつもりでなくても、結果的に相手の気持ちをいたずらに振り回すことになってしまいます。
まだ本命を絞れていない段階であるにも関わらず、相手を期待させるような軽々しい発言は絶対にやめましょう。
本命が決まったら他の人との交流を断つこと
一人の人と本格的な交際をスタートしたい!と思い、お互いの合意にまで進んだら、そこで他の人との交流を断つ必要があります。
そのままズルズルと交流を続けていることが本命にバレたら、関係は破綻しかねません。
これら3つのルールを守ることができれば、同時進行は悪いことではないと思います。
むしろ、誰も傷つけずにスマートに結婚相手を見つけられるのでおススメしたいくらいです。
しかし、このルールを守れないのであれば、結果的に相手を傷つけてしまうことに繋がるので同時進行はおすすめできません。
まとめ
以上が、婚活サイトで同時進行をするメリットとデメリットでした。
婚活においてはある程度の柔軟さが大事です。
特に婚活サイトでのメールのやり取りだけで、相手の本質を見抜くのはとても難しいことです。
複数の人とやり取りをする中で、最終的に一人に決めるというのは決して悪いことではなく、むしろ賢いやり方だと言えます。
何度も言ってるけど、あくまで「お付き合いに至るまでの間」だからね!
変に罪悪感に囚われることないわよ。
私も賢く効率的に婚活しなくちゃ!