今返事を待ってもらってる状態なんだけど極力相手を傷つけない告白の断り方ってないかなぁ…?
まぁでもしょうがないわよね。
どんなに優しく返事したところで、告白を断ってる以上は相手が傷つかない方法なんてないんだけど、極力角を立てない断り方をしたいわよね。
気がない相手からの告白だと、「どのように断ろうか…」と悩んでしまいますよね。
曖昧に濁すと諦めてもらえないし、かといってストレート過ぎる言い方だと相手を傷付けてしまいます…
角を立てない告白の上手な断り方と、やってはいけない断り方を見ていきましょう!
角を立てない上手な告白の断り方
「気持ちは嬉しい…」
- 「ありがとう。気持ちは嬉しいけど、付き合えません」
「君とは付き合えない」と一言で済ませるのではなく、自分に好意を持ってくれたことに対しての感謝の一言とともに、その思いには答えられないことを伝えます。
「付き合えない」という一言だけだと、その淡白さが相手のプライドを傷つけてしまいかねません。
しかし、好意に対して「ありがとう」と伝えることにより、相手の受け止め方は変わります。
「付き合えません」とはっきりした言葉で告白を断ってはいますが、一言感謝の言葉があるだけで、結果をオブラートに包むことができます。
「今は恋人を作る気はない」
- 「今は恋愛よりも仕事(勉強)に集中したい」
- 「しばらくは恋愛のことを考えたくない」
「あなたに気がないから」ではなく、あくまで「今は恋人自体を作るつもりはない」というニュアンスを伝えることで、相手の好意を否定せず、かつ極力相手の気持ちを傷つけずに断ることができます。
たとえば、「仕事で大事なプロジェクトを任されているから、今は仕事に集中したい」「受験勉強に集中したい」「前の恋人と別れたばかりで、今は恋愛したい気分じゃない」などです。
もしかしたら相手から、「あなたが恋愛できる状況になるまで待ってる」と言われる可能性もあります。
その場合は曖昧な返事で濁さずに、「気持ちは嬉しいけど、いつになるかわからないし、あなたの気持ちには答えられません。
もしくは、「仕事(勉強)以外のことは考えたくない」」といった感じできっぱりお断りしましょう。
そんなに日が経たずに恋人作っちゃったら、「恋人作る気ないって言って振ったのに、もう作ってんじゃん!」と反感を買ってしまうからね!
「付き合ってる人がいるから…」「好きな人がいるから…」
- 「今、付き合っている恋人がいるんだ。」
- 「他に好きな人がいるから付き合えません。」
恋人や好きな人がいるとなると、さすがに相手も諦めるしかありません。
付き合えない原因は告白した側にあるわけではないので、相手もあまり傷つきません。
もしあなたに恋人がいない場合でも、「好きな人がいるので…」で大体押し通せます。
「誰が好きなの?」と聞かれても、「君の知らない人だよ」とはぐらかすとバレることはありません。
「友達でいたい…」
- 「今まで通りの友達の関係でいたい」
友達から告白された場合に有効な断り方です。
「友達としては好きだけど、恋人としては見れない」ということをオブラートに包んだ言い方ですね。
告白することによって、今まで築いた関係がなくなってしまう恐れがある中、そのリスクを取ってでも告白してくれた相手へ、安心感を与えることができる一言です。
とは言っても、こちらがいくら「これからも友達でいようよ!」と言っても、相手の性格によっては「もうこれ以上友達関係は続けられない」と考える人も、残念ながらいるかと思います。
この先も友達という関係でいられるかどうかは、告白をした相手側の判断に委ねましょう。
同じ相手から何度も告白されている場合はハッキリと伝えること
- 「何度告白されても付き合えない」
- 「これ以上、告白してこられても困る」
同じ相手から何度も告白されて、「どう断ったら諦めてくれるだろうか」と悩んでいる人もいるかと思います。
相手としては、「何度もアプローチすれば、いつか振り向いてくれるはず!」と期待している部分があるのでしょう。
しかし、断る側としては毎度毎度困ってしまいますよね。
何度も告白してこられると、いつしかこちら側が精神的に参ってしまいます。
告白される側が疲弊してしまう程であれば、相手に気遣いをする必要はありません。
「何度も申し訳ないけど、あなたとは付き合うつもりはないから、これ以上告白してこないで欲しい」という感じで、きっぱり言い切ってしまいましょう。
相手を傷つける、やってはいけない告白の断り方
同じ断るにしても、これだけはやってはいけないという告白の断り方があります。
その気もないのに期待を持たせる
- 「どうしよう…」
- 「少し考えさせて…」
「付き合えない」という気持ちは固まっているのに、変に相手に可能性を感じさせてしまう曖昧な言い方は良くありません。
期待を持たせた分、いざ断った時に相手が受けるショックは大きくなります。
下手すれば逆恨みされる可能性もあります。
相手のためにも、曖昧な言い方ではなく、「付き合えない」ということをハッキリ伝えてあげましょう!
その気もないのに無駄に待たせる
突然告白されたら、返す言葉がすぐには思いつかないかもしれません。
だからといって、無駄に何日も待たせるのはいただけません。
待たせれば待たせるほどに、相手は精神的に疲れてしまいます。
付き合う気がないのであれば、その場ですぐにお断りするのが誠実な断り方です。
特に既読無視で放置とか一番やっちゃいけないわよ!
なるべくなら、気づいたその時にお断りのお返事をしてあげたいところね。
弟(妹)にしか見えない
- 「あなたのことは弟(妹)にしか見えない」
これはつまり「男として、もしくは女として見られていない」ということです。
告白した側はプライドを大きく傷つけられてしまう一言です。
一人の男、もしくは一人の女として、勇気を出してあなたに告白しているわけなので、そこを否定するというのは非常に酷なことなのです。
言われた側がどう受け取るかを考えてね!
冗談めかした言い方
- 「まさか、本気!?嘘でしょ?」
- 「またまた冗談いっちゃって~」
「本当に冗談かなと思った」「この場を重たい空気にしたくない」
そんな思いで、ついつい冗談めいた言葉になってしまうかもしれませんが、これは相手をかなり傷つけてしまいます。
相手の真剣な告白に対して、おちょくったような軽い対応はいけません。
本当に冗談かどうか怪しかったら、相手の表情を見つつ、失礼のないテンションで「…本当に?」と慎重に確認してみてください。
茶化すような言い方はNGです!
「他にもいい人はいるから…」
- 「私(俺)なんかよりももっと良い人がいるから…」
これは一見、相手を気遣っているようにも聞こえますが、断り文句としては意味不明です。
あなたのことが好きだから勇気を出してあなたに告白したわけなので、この言葉は何の慰めにもなりませんし、むしろあなたを選んだ相手に失礼です。
余計なおせっかいにも聞こえるので、このような中途半端な断り方は絶対に避けてください!
こんな曖昧でよくわからない断られ方するより、いっそはっきり振ってあげたほうが、相手もスッキリして次へ進めるのよ。
ストレートすぎる一言
- 「無理」
- 「ありえない」
- 「無いから」
告白してくれた相手がいくらあなたと釣り合わなかったとしても、「君とは無理!」「あなたと付き合うなんてありえない!」なんてストレートな言葉は、相手の心を深く傷つけます。
相手にトラウマを与えてしまいかねません。
あなたが逆恨みされる危険性だってあります。
言葉は選びましょう。
【まとめ】その気のない人からの告白には、誠意を持ってお断りすること
相手からの告白を断る上で、相手を傷つけない方法なんてまずありません。
どんなに優しい言い方で返そうとも、どれも”お断り”の意思表示には変わりないからです。
相手を傷つけることを恐れるのではなく、誠意を持って断るということが一番の正解です。
「あなたとは付き合えない」という気持ちを伝えつつも、自分を好きになってくれたことに対する感謝の気持ちも伝えましょう。
断り方さえ間違えなければ、「振られたけど、告白して良かった。次へ進める」と前向きに受け取ってくれるかもしれません。
「自分が言われたらどう思うか、諦めがつくか」を考えつつ、言葉を選んでお断りをしてあげましょう!
ドラマや映画でよく聞くようなセリフを信用するのではなく、その言葉を言われたらどう感じるかを想像することが大事よ!
緊張するけど、自分の言葉でしっかりと振ってあげないとね!