190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第14話『決戦のとき』
前回の13話で、アスカの強さを目の当たりにし、恋に落ちた裕ちゃん。
10年ぶりの恋にどうして良いのかわからず、うまくアピールができずにいました。
そんな中、裕ちゃんの「武器」によって二人の距離は一気に縮まります。
裕ちゃんの恋の行方を追いながら、恋愛において「自分の武器」を持つことがいかに重要かについてお伝えしていきます。
特別感を演出しようとするも失敗する裕ちゃん
10年ぶりの恋心にどうして良いかわからず、途方に暮れていた裕ちゃんは、多くの恋愛を経験していそうな「かにゃ」にアドバイスを求めます。
「気になる人ができて、自分的にはガンガン行きたい。でもどう行っていいかわからない」
という裕ちゃんに対し、かにゃは
「男らしさが欲しい」
「(好きなら私だけに)素直にきてほしい」
「特別感はうれしい。自分だけにしかしないことしてくれたりとか」
と、アドバイスをします。
かにゃからのアドバイスを聞いて
「お店ブラブラ見ててその時にパッと買ってあげるのカッコいいですよね。特別って思いますよね」
と、アスカへプレゼントをすることで、恋心をあらわすことを決めます。
翌日、裕ちゃんはさっそく特別感を演出しようと動き出します。
ラブワゴンメンバーがやってきたのは、カラフルな屋台街であるネオンマーケット。
なんと、アスカの方から
「なんかさ、お揃いのヤツ買いたいの」
と、示し合わせたかのように、プレゼントを送る絶好の機会を与えられた裕ちゃん!
必死に、ネオンマーケットの出店から、ステキなプレゼントとなるものを選びます。
裕ちゃんが目につけたのはシルバーのアクセサリー。
裕ちゃんの提案に、アスカも乗り気で二人でお揃いのゾウさんのシルバーを購入します。
しかし、痛恨のミス!!
しかし、プレゼントで特別感を演出しようとしていた裕ちゃんは痛恨のミスを犯していました!
スタッフ「結局裕ちゃん気づいてないけど」
裕ちゃん「はい」
スタッフ「裕ちゃんは買ってないからね。アスカに」
裕ちゃん「あぁ…自分のお金で買ってないですね。プレゼントしてないですね。
そうですね、自分のお金で買っただけですね」
スタッフ「そうよ」
裕ちゃん「痛恨のミス…」
意外な形で自分の武器をアピールする機会を獲得!
そんな感じで、アスカへアピールしようと頑張るも、空回りしていた裕ちゃんですが、ここタイで自分の武器である「キックボクシング」をアピールする機会に恵まれます。
ラブワゴンのドライバーさんの案内で、ムエタイジムに招かれたメンバーたち。
ムエタイは、立ち技では最強の格闘技と呼ばれており、案内されたムエタイジムでは、住み込みで人生をかけて闘う選手も多くいるそうです。
そんな選手たちと同じくプロの格闘家である裕ちゃんは、選手たちの気合の入った練習姿を見て、目を輝かせます。
そこにやってきたのが、ムエタイジムのオーナーの男性。
裕ちゃんを見るやいなや「なかなかいい体してるじゃないか」と、鍛えられた肉体を見抜きます。
キックボクシングをやっているという裕ちゃんの返答を聞くと、「ちょっとシャドーやってみて」と、裕ちゃんがどれほどの実力を持っているのか見極めようとします。
裕ちゃんはさすがプロのキックボクサーなだけあり、足の上がりも体幹もさすがの一言。
裕ちゃんのシャドーを見たオーナーは
「試合やってみるか?」
と、裕ちゃんにムエタイ選手との試合を勧めました。
裕ちゃんは、
「やります!」
と、二つ返事で試合への出場を決めます。
カッコいい姿をアスカに見せたい!
裕ちゃんは、キックボクシングのプロではありますが、あいのりの旅が始まって1か月半、たまにランニングをするのみで、一般人よりは良い体をしているとは言っても、プロの試合前の研ぎ澄まされた肉体を維持しているわけではありません。
それは、プロである裕ちゃん自身が一番自覚していました。
しかし、
「戦う男というか一個のものに集中してる男ってカッコいいって言うじゃないですか…。
そういう姿を見せたいです。アスカに」
と、アスカにカッコいい姿を見せるためにも、ムエタイ選手に挑むことを決意。
心配したスタッフの「本当にやる?」という言葉にも
「やります、もう引き返せないです。ここまで来たんで。
みんなの前でやるって言って、ここで引き返したら男じゃないです」
と、男らしく言い切ります。
気力だけで闘い男らしさを見せつける
裕ちゃんの試合相手は、42戦31勝という強さを誇るムエタイ選手。
得意技は膝蹴り。
3分×3ラウンドで1分間のインターバルを設けられた試合です。
第一ラウンドから、トレーニング不足を感じさせない左キックで果敢に攻める裕ちゃん。
互いに一歩も引かない互角の戦いが繰り広げられます。
奮闘する裕ちゃんの姿に、あいのりメンバーだけでなく、ジムに住み込む他選手からも裕ちゃんコールが巻き起こります。
しかし、ラウンドが進むに連れ、練習不足からか動きが鈍る裕ちゃん。
相手選手の蹴りを食らい、ダウンしてしまいます。
それでも、自分に喝を入れ、闘い続ける裕ちゃん。
立っているだけが精いっぱいに見える状態でも、アスカの応援を背に受け、気力だけでラッシュや蹴りを繰り出し、必死に相手に食らいついていきます。
勝敗は判定にもつれこみますが、裕ちゃんは残念ながら判定負けという結果に。
闘いを終え、裕ちゃんがメンバーのもとへ戻った時、誰よりも早く立ち上がり、裕ちゃんに駆け寄るアスカ。
闘う裕ちゃんを見たアスカは
裕ちゃんに精いっぱいの声援を送り、裕ちゃんが危ない状態に陥った時には、祈るように手を組んでいたアスカ。
裕ちゃんの試合を見た感想として
「カッコよすぎました。
倒れそうになってたじゃないですか。それでも最後までやり遂げたのがすっごいカッコいいなと思って、感動しました。
カッコいい、カッコよすぎ。」
「(裕ちゃんを)支えるのもわたしの役目かもしれないし本当に応援したいなって」
「わたしも強くなりたい。多分裕ちゃんといたら強くなれる気がする」
と、今まで以上に裕ちゃんへの好意が増したことをあらわす発言をしています。
恋愛におけるミスが目立つ裕ちゃんですが、そんな些細な失敗がかすんでしまうほどの魅力をアピールした裕ちゃん。
やはり、恋愛において「自分の武器」を持っている人はとても強いです。
何でもいいから自分の武器を持とう!
まず、自分の武器がある人というのは、その他大勢の男として埋もれることがありません。
顔が普通以下だったとしても
「でもこの人の〇〇な部分はすごい」
と、尊敬対象になります。
また、「尊敬できる人」というのはそれだけで、5割増しでよく見えるものです。
「自分の武器」としては、それこそ裕ちゃんのような男らしい強さはわかりやすい武器ではありますが、そのほかでも「武器」にできるものはたくさんあります。
たとえば、身近なものでいえば
- パソコンに強い
- 料理がうまい
- 会話がおもしろい
- 雑学の知識が多い
- 気遣いがとてつもない
といったことも、充分武器になります。
もちろん、自分の武器をあまりに露骨に自慢したりするのはNGですが、
「俺に任せて」
「あとはやっておくから大丈夫だよ」
こういったことをサラッと言えてしまうような男性は、それだけでカッコよく見えてしまうのです。
人によって「自分の武器」の答えはさまざまです。
自分のどんな部分が他人より秀でているのか今一度考え、裕ちゃんのように好きな人へのアピールに活かしてくださいね。
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