…でも実は、内心出会いを期待しちゃってる自分がいるんだよね…不純だよね…
きっかけはなんであれ、社会貢献ってのは素晴らしいことよ。
ちゃんとボランティア活動をしつつ、周囲に迷惑をかけないのであればね。
合コン、婚活パーティー、婚活アプリなど、今の時代、男女の出会いの場は探せばいくらでもありますが、“誠実でまじめな相手と出会いたい!”となると、出会いの場は慎重に選ぶ必要があります。
そこでおススメしたいのがボランティアへの参加です。
ボランティア参加者には、「誰かの役に立ちたい」という心優しく誠実な方の割合が多く、かつ無理せずに自然な形で出会えるということで、見方によっては出会いの手段という側面もあります。
ということでここでは、『ボランティアで彼氏や彼女を見つける方法』についてお伝えします。
ボランティア第一、出会いは第二
ボランティアへの参加理由がいくら出会い目的だとしても、その思いをあからさまに表に出してはいけません。
あくまでも社会貢献を第一に考え、出会いは二の次という姿勢で取り組むことが、ステキな出会いに繋がります。
出会いの手段としてボランティアはありですが、あからさまに異性をナンパしたり、おしゃべりに夢中になって活動が疎かになってしまうと、周りの人から敬遠されますし、気になる相手からも不信感を持たれてしまいます。
ボランティアに参加している人は、「社会貢献をしたい」「困っている人たちを助けたい」という使命感を持っている人がほとんどです。
そこで出会い、カップルになった男女もたくさん存在していますが、そのほとんどが出会い目的ではなく、活動を通して自然な形で結ばれています。
誠実で真面目な人たちと出会いたいなら、出会い目的を露骨に出さないよう注意したいものです。
きっかけは何であれ、場の調和を乱さないようにしましょう。
ボランティアが出会いに最適な理由
ボランティアで恋人を見つけるにあたって、出会いに最適と言われる理由はこちら!
出会いが多い
ボランティアを通してたくさんの人たちとの出会いがあります。
社会人になると、出会いの場というのが限られてしまいがちですが、ボランティアでは普段出会うことができないような人達と出会えます!
“ボランティア活動”という一つの目的を共有することで、その人たちと共感したり、連帯感が生まれたり、自然な形で仲が深まっていくのは、ボランティアに参加する醍醐味の一つと言えます。
出会いの数が多ければ多いほど、恋愛対象となる人に会える確率も当然高まるので、一人ひとりと丁寧な関係性を築いていきましょう。
女性が多い
ボランティアへの参加は、割合的に男性より女性の方が多いようです。
「困っている人や弱い人を助けたい」「自分が住んでいる街を美しい環境にしたい」といった、母性本能や美意識の高さは男性よりも女性の方が強いです。
たくさんの女性たちに出会えるというのは男性にとって嬉しいことですよね。
たとえ、同世代の女性ではなく主婦層の女性が多かったとしても、それがご縁で知り合いの若い女性を紹介してもらえるかも知れません。
また、女性にとっても同性が多いということは安心しますし、友達づくりという楽しみも生まれます。
真面目な姿勢と、出会いは大切にね。
自分に自信がつく
ボランティア活動を通して自分に自信が持てるようになります。
報酬という見返りがないからこそ、「自分は社会貢献をしている」という実感を持つことができます。
人のために役に立てる喜び、やり終えたあとの充実感を味わうことができるのです。
また、今まで知らなかった世界を知ることができ、普段の生活ではやらないようなことを経験できるというのも、ボランティアの魅力ですね。
視野が広がり、物事の捉え方が変わることもあります。
ボランティアの経験が自分自身の価値観を一変させ、大きな自信へと繋がっていくことでしょう。
鼻にかけるんじゃなくて、晴れやかな自信を持つことが大事よ!
ボランティアによっては懇親会もある
ボランティアの活動が終わったあと、飲みに行ったり、食事をしたり、自然と距離が縮まるのも楽しみのひとつです。
作業中に会話できなかった人とも、飲んだり食べたりの席では心ゆくまで楽しく話せることでしょう。
気になるあの人とも、懇親会をきっかけに仲良くなることができるかも!
ボランティアの選び方
ボランティアには実に様々な種類があります。
だからこそ、どんなボランティアを選んだらいいか迷ってしまうという人も多いのではないでしょうか。
ボランティアに参加する際は以下のポイントを参考に選んでみてください。
- 初心者は身近なボランティアからスタート!
- 長く続けたいなら興味のある分野を選ぼう
- 思い切って遠くへ!ボランティアツアーも楽しい
初心者は身近なボランティアからスタート!
ボランティア初心者は、まずは生活に身近な活動から始めてみるのが良いかと思います。
私たちの生活で身近なボランティアといえば、「環境美化(ゴミ拾い、清掃など)」。
街や公園、河原や海岸などの、公共の場所での空き缶やゴミ拾い、そして清掃などがそれにあたります。
環境美化のボランティアは、特別な資格や能力がなくても誰でも参加できます。
実際に日曜日の朝などに、海岸でゴミ拾いをしている若い男女の姿をたまに見かけたりしますが、これもどこかのボランティア団体の活動だと思われます。
自分の地域がきれいになれば、住み心地が良くなり、爽快な気分になることでしょう。
ほかにも「自然保護や緑化活動」もボランティア初心者向きですね。
木を植えたり、管理したりすることで自然を愛する気持ちがどんどんと湧いてきますし、自然環境に関する様々な知識を得ることもできるでしょう。
こちらも年齢や性別を問わず、とても人気なボランティア活動の一つです。
長く続けたいなら興味のある分野を選ぼう
ボランティアを長く続けていきたいと考えているなら、自分の興味のある分野にチャレンジしてみてはいかがでしょう。
最近は趣味に近いジャンルのボランティアも増えてきているのだとか。
たとえば、ライブやフェスといった音楽イベントや、マラソンや駅伝といったスポーツイベントなどなど…
音楽イベントのボランティアスタッフになれば、ライブ企画や運営、当日の準備といった、イベントに関わること全般を分担しながらやっていくことになります。
身近でミュージシャンをサポートできる喜び、スタッフ同士が助け合いながらライブを成功させたときの達成感、音楽好きにはたまらない経験を味わうことができるでしょう。
「頑張っている人を側で応援したい!」という人は、マラソンや駅伝大会のボランティアをしてみてはいかがでしょうか。
交通費やお弁当などが支給されますし、イベントが終わったあとは懇親会などの楽しい企画もあるようです。
他人からしたら大変そうに思えるボランティアも、自分の興味がある分野であれば全く苦になりません。
楽しく活動できるボランティアであれば、長い期間続けることができますし、そこが自分の居場所となることもあります。
続けていけば、そのうちステキな異性とも巡り合えるのではないでしょうか…!
思い切って遠くへ!ボランティアツアーも楽しい
「現地へ一人で行くのは不安」「ボランティアの申し込み方法が分からない」という人におススメしたいのがボランティアツアーです。
ボランティアツアーは2011年に起きた東北の震災の復興支援をきっかけに始まったもので、現地への交通や宿泊場所がセットとなったボランティアです。
一人で現地入りするのは不安ですが、ツアーなのでボランティア仲間と一緒です。
ボランティア仲間とは宿泊場所やバスの中で一緒に過ごす時間も多いですし、地元の人たちとの交流会といった、人との出会いの機会も数多くあるようです。
旅行会社の企画として、ボランティアのプログラムが組み込まれた旅行プランもあります。
こちらは海外/国内どちらともあり、観光やショッピングの合間にボランティアをするという形です。
海外ツアーでは必ずコーディネーターがいるので、言葉の壁で心配する必要もありません。
グリーンバード
ゴミを拾いながら、ご縁も拾うことができると評判のボランティアプロジェクトがあります。
それが『グリーンバード』というNPO法人の活動です。
グリーンバードとは、“きれいな街は人の心もきれいにする”をコンセプトとし、2003年原宿の表参道でスタートしたプロジェクトです。
ゴミ拾いをしながらの朝合コンとして巷でちょっとした話題となっており、今では都心だけでなく、全国各地で展開されています。
大学生からサラリーマン/OL、自営業の人といった様々な職種の人が参加し、和気あいあいとした雰囲気の中、ゴミを拾って街をきれいにしていきます。
ボランティアにありがちな「一言もしゃべらず真剣にゴミ拾っています」という雰囲気ではなく、「どこから来たのですか?」「今日はゴミが多いですね」とフランクに会話しながらのラフさが、参加者的には心地が良いようです。
ゴミ拾いが終わったら一緒にカフェしたり、仲良しになればグループ旅行へ行ったりと、自然な流れで縁が深まっていきます。
もちろん、フィーリングが合ったらお付き合いに発展というケースも少なくありません。
合コンや婚活パーティーのように無理に自分をアピールしなくてもいいですし、会話を盛り上げようと頑張らなくてもいい。
自然の流れでお付き合いしたい人向けの、健全な出会いの場といっても過言ではありません。
婚活ではないので、一回だけの参加で連絡先ゲットという具合にはいきません。
何回かボランティアとして参加していく中でご縁を結ぶという感じです。
参加していく内に友達も増えますし、気になる異性も見つかることでしょう。
ただし、団体行動がちょっと苦手だなという人には向かないかも知れません。
フランクなやり取りをしながらの活動が、ボランティアに参加するハードルを良い意味で下げてくれてるのね。
引け目を感じる方へ
冒頭で述べた通り、参加する以上は、あくまでも社会貢献を第一に考え、出会いは二の次という姿勢で取り組むことが大事です。
しかし、”真剣に活動に励める”のであれば、動機なんてなんだっていいと思います。
「暇だから」「出会いを期待して」
それが社会貢献に繋がるのであれば立派なことです。
「やらない善よりやる偽善」という言葉がありますが、やってもないのに外野で「ああだこうだ」とうるさい人は、所詮想像でモノを語っているだけなので善ですらありません。
あなたの活動自体が、周りの人の足を引っ張らず、誰かのためになるのであれば、それは決して不正解ではありません。
あなたの真面目に取り組む姿に惹かれる人もきっといるはずです。
異性との出会いだけに限らず、男女関係なく良い出会いに恵まれれば、ボランティアに参加するモチベーションがますます増え、社会貢献にも拍車がかかります。
うまくモチベーションを保ち、好循環を作りましょう。
何度も言うけど、一番ダメなのは、出会いに注力しすぎて肝心のボランティア活動をないがしろにすることよ!
ボランティアに参加する以上は、そこだけは絶対に見失っちゃだめ!
ちゃんと活動した上で、人との繋がりができるんだね!