190か国に配信中の真実の愛を探す地球無期限の旅『あいのり ASIAN JOURNEY』
第6話『言ってみろや、貴様!』
今回の旅では、集合時間に遅れたことで、ディレクターに注意され、それが発端で博多の元気女子『でっぱりん』がキレてしまいます。
旅のリーダー的存在である『ハト胸』がでっぱりんを止めに入りますが、ハト胸の言動が火に油を注ぐこととなり、余計にでっぱりんがキレてしまうという悪循環に陥ります。
男性の中には、キレている女性に対して
「どんな対応をしていいかわからない!」
「何に対して怒っているのか理解できない!」
という方も多いと思います。
ハト胸のように怒りを収めようと止めに入ったら余計にヒートアップさせてしまった、という方もいるのではないでしょうか?
今回は、でっぱりんを元に女性はどんなことでキレるのか、またどんな対応するのがベストなのかをお伝えしていきます。
目次
号泣しながら、ディレクターとハト胸にキレる『でっぱりん』
元々は、ナイトマーケットでの自由行動の後の集合時間に遅れたことが原因で口論となりました。
最初は、同行ディレクターの
「ちょっと待って。やる気ある?
みんなで相談して決めた時間。明日長時間の移動だって言ったでしょ?
ミョーさん(現地の運転手さん)何時間運転すると思ってんの?
ちょっと考えて欲しいんだけど。
カメラマンさんだってさ重たいカメラ持って撮ってるわけ。
何のために来てんの旅。恋するために来てんでしょ?
言ってることわかる?」
という注意の仕方にでっぱりんは不満を持ち、常にカメラに追われる生活にストレスを感じていた女性メンバーを代表して、意見を言いに行きます。
その後、ディレクターと口論しているでっぱりんを見かねたハト胸と、たかに変わって新メンバーとなったちょっと不思議な男性シャイボーイが、2人の間に入ります。
最初は、冷静に話していたでっぱりんですが、ハト胸の
「俺らってあいのりに来たやん。テレビあるってわかってるやん。カメラあるってわかってるやん。
それでさ、映されてるのわかってるやん。
俺らって映されてんねん。映してもらってるねん。
それで普通の生活なんてムリやし、もしそれでわたしはそれを気にするなにかっていったら、俺からしたらほんまごめんな、これは言いたくなかったけどあえて言ったら甘えてる?」
という発言にぶち切れ、最終的には
「いいかげんにしろよ、お前まじで。
どんだけわたしが女の子の意見考えてから言いようと思っとうとや!
ねぇ!わたしだけの意見と思うなよ!お前!
どう思ってわたしがカメラの前で言いようと思っとうとや!
いいかげんにしろよお前!!
なにを思って甘えんなっつったとや、お前?
ねえ!言ってみろや!貴様!こらぁ!」
とかなりキツイ言葉と態度をハト胸に向けることとなります。
ハト胸とでっぱりんの会話は常に平行線だった
今回、口論の発端となったのは「集合時間に遅れたこと」です。
そのためハト胸はでっぱりんに対して、
- 時間を守らなかった自分たちが悪い
- だから、時間に遅れたことをディレクターさんが怒るのは当然のこと
- あいのりという番組に出る以上、常にカメラに映されるのはわかっていたはず
- カメラがストレスだからといって自由時間を予定より多く取ったことを仕方ないとするのは甘え
と主張しています。
これは間違いなく正論です。
ですが、でっぱりんは、時間を守らなかったのは自分たちが悪いとした上で、
- 時間を守らなかった=やる気がないという言い方をされるのはおかしい
- 番組内で真実の愛を見つけにきているのに、スタッフの仕事まで気に掛ける必要はどこにあるのか
ということをディレクターに主張しています。
また、番組内でも言われていましたが、女性メンバーはカメラのある生活によるストレスや、スタッフさんの気になる態度を話し合い、でっぱりんは普段からそういった意見を女子代表としてスタッフさんに伝えていたそうです。
にもかかわらず、でっぱりんの主張をきちんとわかっていないハト胸がでっぱりんを責め、甘えだなんだと批判するのはお門違いです。
事実、今回ラブワゴン内に女性メンバーだけが集まっていた時、アスカが
「もう疲れちゃった」
と発言していたり、スタッフが女性メンバー一人一人に話を聞いたところ
ゆめちん「なんか体に色々不調が出てきて、やっぱわたし色々知らんところでストレス抱えとったんやって思った」
アスカ「最近ホントにストレスがやばくなってきて。団体行動とかあんまり得意じゃなくて」
と、話しており、でっぱりんのカメラのストレスうんぬんはでっぱりんだけのワガママ的な発言ではありません。
最終的にでっぱりんは号泣していました。
このぶちギレからの号泣は、スタジオメンバーのベッキーが「この泣き方わかる」と言っていたように、女性特有のキレ方、泣き方です。
でっぱりんがヒートアップしていたのは、どんなに話しても、自分の伝えたいことや言っていることを理解してもらえない悲しさや悔しさからなのです。
しっかりと話を聞く姿勢を見せればこんな事態にはならなかった
ハト胸だけが悪いというわけではありません。
でっぱりんも言いたいことを上手に伝えられていませんし、途中でヒートアップしすぎて、支離滅裂な言動をしている部分もありました。
むしろそもそもの話で言えば、注意の仕方が悪かったディレクターが一番悪いです。
ですがもし、ハト胸がしっかりとでっぱりんの話を聞いてあげていればこんな面倒な事態にはならなかったこともまた事実です。
途中でシャイボーイが、
でっぱりん「そんなん情でさ、そういう旅してってわたしは楽しくないし、恋愛しようとも思ってない。」
シャイボーイ「それでいいと思うよ。僕はでっぱりんの意見に賛成で…」
でっぱりん「何のためにわたしたちは来たと?わたしが来た理由言っていい?
恋愛したい、真実の愛を探したい、それだけです。
カメラマンさんのこと考えようとか思ってません。」
シャイボーイ「それでいいと思うよ」
と、でっぱりんの意見を受け止める姿勢を見せていました。
シャイボーイは28年間彼女がいたことがないという不思議系男子ゆえか、上手にでっぱりんの怒りを収めることはできませんでしたが、方向性としては間違っていません。
女性は、基本的に考えて喋るというより喋りながら考えている人が多いです。
なので、最後まで聞かなければ本当に伝えたいことというのはわからないことが多いです。
シャイボーイのように、「そうなんだね」「わかるよ」という感じで、まずは相手の意見を受け止めてあげれば、徐々に「本当は何が言いたいのか」がわかります。
また、喋ることで怒りが発散され、徐々に冷静さを取り戻す女性も多いでしょう。
男性は話の中でまず、結論を聞きたいという人が多いかと思います。
ですが、女性と男性では脳の構造が違うのです。
どちらが正解というわけではありませんが、女性がキレている時に、
- なぜキレているのかが知りたい
- 女性の怒りを収めたい
と思うのなら、途中で自分の意見を挟んだりせず、最後まで女性の話を聞くことが大切です。
そうすれば、でっぱりんのようなブチ切れからの号泣という男性からすると面倒くさい事態を避けることができます。
キレてる女性の話はまず聞くことが大事
キレている女性をなだめたいのなら、まずは女性の話をきちんと聞くことです。
女性がキレる時というのは、大体が「今までの不満が爆発した時」です。
そのため、男性が思っている以上に色んな事柄が絡み合っています。
今回の例で言えば、ハト胸は
「時間に遅れて注意されたこと」
だけに焦点を当て、でっぱりんと会話をしています。
しかし、でっぱりんは、嫌な注意のした方をされたことをキッカケに、今までの旅全体の不満と意見を主張しています。
話の軸がズレていては、どんなに会話を重ねても何も解決しない上、自分の言いたいことを理解してもらえないことから女性のモヤモヤが増し今回のようにブチ切れからの号泣につながってしまいます。
今回のあいのり第6話のでっぱりんは、まさに男性が理解しにくい、女性がキレている時の言動そのものですし、ハト胸はそういう女性に油を注ぐ男性そのものです。
平和な恋人生活、夫婦生活を営むためにもぜひ一度、ダメな男女のやり取りの仕方を見てみることをおすすめします。
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