恋愛リアリティ番組『バチェラー・ジャパン』シーズン1、エピソード8。
エピソード7に引き続き、北海道を舞台に恋愛バトルが繰り広げられた第8話。
バチェラー・ジャパンは、一人の完璧な独身男性を巡って女性同士の恋愛バトルが繰り広げられるという番組の構成上、「女性向け」のような印象を受けると思いますが、今回の第8話はそれこそ男性に観て欲しい!と思うような内容でした。
恋愛中の女性の本性も知れる上、女性に好かれる褒め方まで、一気に学べる回です。
詳しく解説していきます!
「ナチュラルメイク=ほぼすっぴん」ではない!
今回、最初の2ショットデートは「温泉デート」で、柏原歩さんが向かいました。
バチェラー久保さんとしては「もっと女性たちの素を知っていきたい。メイクを落とすことで気持ちの素も出やすくなるんだろうな」という理由で、温泉デートを選んだようです。
男性が女性を選ぶ際なるべく「元の顔(すっぴん)が可愛い女性」と付き合いたい!と思うものですよね。
温泉で混浴とまでは行かずとも、海やプール、数人での温泉といった場で、女性のすっぴんを確認したい!と考えている男性も多いのではないでしょうか。
しかし!
基本的にこういった場で本当にすっぴんをさらしてくれる女性は稀です!
実際、今回の温泉デートも
柏原「今日すっぴんなんだよ、今」
久保「えっ!?すっぴんなの!?」
柏原「あ、薄い…?ナチュラルメイク」
といったやり取りがありました。
これによってバチェラー久保さんは柏原歩さんに対して
「普段と変わらなかった。素顔からすごい可愛い子なんだなっていうのがわかりました」とコメントしていますが、騙されています。
柏原歩さんは普通にメイクをしています!
男性の多くが「ナチュラルメイクが可愛い=すっぴんが可愛い」と誤解していますが、ナチュラルメイクやすっぴん風メイクはそれこそ手の込んだ化粧で、実際のすっぴんとはかなり違う、ということも少なくありません。
今回の柏原歩さんは、普通に
- アイライン
- アイシャドウ
- アイブロウ
- グロス
までしています。
ほとんど化粧をしていないようなナチュラルメイクでもなければ、ましてや、すっぴんでもありません。
「水に濡れたら化粧って落ちるんじゃないの?」と思うかも知れませんが、今はウォータープルーフといって水に濡れても落ちないアイライナーや、ティント眉毛といって、洗顔をしても1週間近く落ちない化粧品もあります。
男性で、女性のメイク技術を見抜ける人はほとんどいませんし、「とか言って化粧してるんでしょ?」といった突っ込みをする男性は、女性に嫌われるので、わざわざメイクをしているかどうかを見極める技術を身に着ける必要はありません。
ただ、いざ付き合った後にがっかり、なんてことにもなりかねないので、女性の「すっぴん発言」はあまり真に受けないことをおすすめします。
女の日常!悪口大会!
今回の2ショットデートは、デートに行った人が次のデート相手を選ぶ、といった特殊な方法で行われたため、女性同士のネチネチした悪口大会が開催されていました。
はじめは、自分で自分を指名して、温泉デートに行った柏原歩さんを対象に、残りの5人の女性で悪口!
柏原歩さんは、エピソード7でもお忍びで2ショットデートをして、他の女性から反感を買っているので、女性たちはかなりイライラしています。
「久保さんは単純にあゆちゃんのぶりっこにだまされてる」
「楽しそうな感じで帰ってきたから、この能天気野郎って感じでした」
といった発言をする女性もいました。
しかし、女性特有のネチネチ感が出てくるのはこの後です。
次の2ショットデートも、前回デートに行った人が次のデート相手を決めるという方式。
柏原歩さんも3回目はさすがに自分を指名せず「森田紗枝さん」を指名しました。
そうなると、昨日までは柏原歩さんの悪口で盛り上がっていた女性たちの標的は一気に森田紗枝さんへと移ります。
「2ショットすごい積極的なんでしょ?顔ガシッと掴んだり」
「久保さんに、みんなの変なこと吹き込まれてそうじゃない?」
「めっちゃそういうやつだから!絶対言ってる!」(後述しますが実際は言ってません)
などなど言いたい放題。
しかも、この森田紗枝さん。
柏原歩さんと同じく、次のデートでも自分を指名し、2回続けて2ショットデートに行きます。
それを知った途端、今までの比じゃないレベルでこれでもか!というほど悪口が出るわ出るわ。
森田紗枝さんがデートから帰ってきた後も責める責める。
インタビューでは「怖かった」と森田紗枝さんは本気で泣いていました。
実際、森田紗枝さんは話を膨らませたり、軽い気持ちで周りに言ってしまったりすることがある女性なのだと思いますが、何もここまでやらなくても…と見ていてつらい気持ちになります。
でも、これが女性なんですよね。
女性の本性が知りたい男性はエピソード8を見れば充分すぎるほど知れます。
自分のことを好きな女性に、他の女性の性格を聞いても意味がない!
また、今回2ショットデート中、久保さんは森田紗枝さんに「それぞれの女の子たちについて紗枝はどういう子たちだと思ってるの?」と聞いています。
よく合コンとかでも、「○○ちゃんってどんな子?」と聞く男性がいますが、自分のことを好きな女性や、あなたの友達を狙っているであろう女性に、そんなことを聞いても意味がありません。
どんなに「性格が悪い!」と思っている相手に対してでも、女は好きな男性や好きな男性と繋がっているであろう男性の前では猫を被ります。
実際、森田紗枝さんは、
「あゆちゃん(柏原歩)の悪口はめっちゃ言いたかったですよ!でも、男の人の前でそれはよくない。久保さんの前で言うと評価下がる」
と本心を口にしません。
柏原歩さんに対しては
「あゆちゃんは、本当に癒し系」
と回答します。
久保さんは、
「あの子も結構周りに気を遣うっていうかさ、視野が広い子なのかなって思ってて。俺意外と間違ってなかったのかも」
と発言しており、森田紗枝さんはそれに対してうなずいていますが、インタビューでは
「いや間違ってるよって言いたかった!久保さんが思っている以上に女の子って計算高いし性格悪いですよ」
と語っています。
好きな女性の本性を知りたい時に、女性の意見を参考にするのは大事ですが、聞く相手は、絶対に自分に恋愛的な興味がない女性や長く友達関係を続けている女性にしましょう。
恋愛中の女性は、相手の女性の評価を下げたくても、自分が一緒に下がるのが嫌なので男性の前で本心を口にはしません。
そして結果的に裏でけん制し合うことになり、先ほど言っていた女性同士の悪口大会につながるのです。
女性はこういうものなのだと受け止めた方が良い
女性に対する幻想を追っていてもしょうがないので男性は、エピソード8を見て、女性はこういうものだと受け止めることをおすすめします。
サバサバ系に見える古賀あかねさんですら、言いたい放題です。
また中には蒼川愛さんは悪口は言ってない、というような見方をする人がいると思いますが、そんなことないです。
そもそも森田紗枝さんが責められていた「柏原歩さんの内緒話をみんなに話した」という件に関して、
森田「わたし過去の話聞いたけど誰にも言ってないよ」
古賀「ううん、昨日車の中で話してたじゃん。愛ちゃんともりもりの3人でいた時にさ」
森田「知ってるって言ってたから」
古賀「知ってたのはわたしだよ(蒼川愛は知らなかった)。そういう軽い感じで周りにベラベラ喋っちゃってることが多くて」
と話していますが、これはそもそも、蒼川愛さんが「わたしは知らない」ときちんと発言しておけば防げたことですし、森田さんの悪口になっている時も「でも、あの時わたしがちゃんと知らないって言わなかったから」といくらでもフォローに入れます。
それをしなかった時点で、キツイ言葉は使っていなかったとしても、蒼川愛さんも自分を棚に上げて森田さんを責めています。
癒し系雰囲気をこれでもかと出している蒼川愛さんですら、こういった感じなので、女性の裏での戦いはこういうものなのだと男性は現実として知っておくことをおすすめします。
女の悪いところをきちんと受け止めた上で、良いところを見つめ結婚相手を探した方が結果的に幸せになれます。
バチェラー久保の女性の褒め方がすごすぎる!
最後に、エピソード8の見どころは、女性同士の本性のぶつかり合いだけでなく、バチェラー久保さんの女性の褒め方も男性にとってはかなり参考になります!
元々、女性たちはバチェラー久保さんの容姿や、年収といった外側を気に入って、今回のバチェラージャパンに応募したのだと思いますが、回が進むにつれ、女性たちは「本気で」バチェラー久保さんを好きになっていっています。
大人しくて可愛らしい蒼川愛さんから、気が強くて色っぽい岡田ゆり子さんまで、ここまで残ってきた女性たちは「本気」でバチェラー久保さんに好意を抱いているのが見て取れます。
これは、バチェラー久保さんの外側だけではなく内面や、女性に対する接し方のすばらしさの結果です。
バチェラー久保さんほどの完璧な男性じゃなくとも、バチェラー久保さんのような女性を喜ばせる接し方ができれば普通の男性でもモテモテになれます。
最後のカクテルパーティでは、今回2ショットデートに行けなかった
- 木村有希さん
- 岡田ゆり子さん
- 蒼川愛さん
と2ショットで会話をします。
そこで一人一人の女性に魅力的だと思っている部分や好きな部分を伝えるのですが、その内容が「女性が言われたら感動するだろうな」と思うような内容ばかりなのです。
岡田ゆり子さんに対しての実際の会話
例えば、岡田ゆり子さんに対しては、
「不思議で魅力的な二面性があると思ってる。
すごい無邪気で負けず嫌いな超子どもっぽい部分と、すごい大人の女性としての落ち着きだったり、凛々しさだったり、大人の女性の魅力を見せることもあって。
それがコロコロ変わる。
俺にとってはそれがすごく可愛らしく映るし魅力的。」
と伝えています。
例えばこれが、「21歳とは思えないほど大人っぽいところが魅力的」という言葉だったら、岡田ゆり子さんには響かなかったと思います。
岡田ゆり子さんは、エピソード1の時から
- 21歳なのにこんな感じなんだって思わせるような技をたくさん持ってる
- 恋愛経験豊富
- 勝ち取る自信がある
といった発言をしており、「大人っぽさ」が自分の魅力なのだと自信を持っているので「21歳とは思えないほど大人っぽいとこが魅力的」と言われたところで「まあね」ぐらいの気持ちにしかならなかったでしょう。
しかし、久保さんは、大人っぽさが魅力的だと認めた上で、子どもっぽい一面もある、でもそれが魅力なんだ、と岡田ゆり子さんの本質をすべて包み込むような発言をしています。
だからこそ、岡田ゆり子さんとしては
- 自分をきちんと見てくれている
- 理解してくれている
- 弱い自分も受け止めてくれる
と、本気で嬉しかったのです。
脱落時の最後の言葉がそれを物語っています。
バチェラー久保さんは岡田ゆり子さんだけではなく、木村有希さん、蒼川愛さんに対してもそれぞれ相手を受け止め、それを包み込むような発言をしています。
ホストかな?と思ってしまうぐらい女性の心を掴む褒め方です。
男性がホストに行ってテクニックを掴んでくるのは難しいので、ぜひエピソード8のバチェラー久保さんを見て、「女性が求めている褒め方がどういうものなのか」を学ぶことをおすすめします!
バチェラー・ジャパン シーズン1はこちら!
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